小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」の人気連載「Sexy ZoneのQ&Aステーション」。毎回セクゾのメンバーが読者からの質問に答えてくれます。11月号では、中島健人くんが、「ファンを卒業したほうがいいの?」と悩む女性の質問にについて、ケンティー節で名回答をくれました。
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【質問】
私は健人くんのファンで、頭の中は健人くんでいっぱいです。ただ、年齢的に周りから「そろそろ結婚したら?」と言われ、「オタ卒」したほうがいいのか悩んでいます。ファンの片思いについてどう思いますか?(中島あやさん・20代)
【回答】
逆に俺から聞きたいよ。片思いなの? 両思いじゃないんですか?って!(厳しい口調)。そもそもアイドルとファンでいてくれるみんなって両思いじゃないとやっていけなくない? 世界中にこんなにアイドルがいる中で俺を選んでくれたみんなを、俺は本気で愛してるんだけど。前に同じような質問されたときは「ゴールで待ってる」って言ったの。ファンとアイドルだって、行きつけのパン屋さんが一緒だったり、美容院が一緒だったりして、いつか出会うかもしれない。親しくなる可能性だって、なきにしもあらずでしょ? ただ、ほかにも出会いはあると思うから、俺はゴールで待ってるよって、そんな思いを込めてね。
でも……あやが俺を卒業したいと思うなら、その思いは尊重する。俺を愛する前に自分を愛してほしいし、身を滅ぼすような愛にはなってほしくないから。
結局、人は常に過去の自分が選んできた「正解」に導かれた場所にいる。たとえ人に言われたからだとしても、そろそろオタ卒したほうがいいのかなと思うなら、「正解」の場所が変わりつつあるのかもしれない。もし俺とは違う道を歩むとしても、それもまた一つの「正解」だし……って、えっ!?(質問メールを読み返しながら目を見開く)「ファンになって11年目です」って書いてある! じゃ~、ダメよ。おまえは俺から離れちゃダメ! 一途にこれだけ付き合ってたら、結婚してるも同然です。
あやがこの先どんな選択を「正解」にするかはわからない。でも、たとえ俺以外の男と結婚したとしても、11年付き合った俺のことはずっと好きでいてほしいよ。で、生活に疲れたときは、また俺んとこにおいで☆
そう思ってもらえる男であり続けるから。
【菊池風磨くんからのムチャぶり】
10年後の自分を想像して。何て声をかける?
中島健人くんの回答:
「『今のあなたが、これまでの人生の集積です。後悔すんなよ!』かな。そう言われた10年後の俺には『フッ、子どもが。出しゃばんな。おまえに言われなくてもわかってるわ。だから今ここにいるんだろ』って言ってほしい(笑い)」。35歳のアダルトケンティーは理想通り?「今の俺は14歳の自分が思い描いた理想の、まぁ範囲内にはなった。完璧じゃないけどね。だから10年後もいけると思う。映画とか作ってそうだな」。
(ライター・大道絵里子)
※月刊ジュニアエラ 2019年11月号より