小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」の人気連載「Sexy ZoneのQ&Aステーション」。毎回セクゾのメンバーが読者からの質問に答えてくれます。3月号は、佐藤勝利くんが「不安なことがあると泣いてしまう」という読者の悩みについてアドバイスしました。

*  *  *

【質問】
私は不安なことがあるとすぐ泣いてしまいます。泣いても何も変わらないことはわかっているのですが、重圧に負けて不安で仕方なくなってしまいます。みなさん、そういうときはどうしていますか? (スッポンぽんずさん)

【回答】
この質問が僕に回ってきたってことは、きっと僕に泣くイメージがあるからだと思うんですよ(笑い)。僕、ダメなんだよね、感動屋なんです。特にグループに関して自分の意見を言う場では感情が高まってしまって……。映画とか、つくられたものではまったく泣かないけど、リアルな人の気持ちを感じると、自分の感情もすごく動いてしまうんです。

 最近はそういう涙が多いけど、昔は不安で泣いていた時期もね、ありました。家族にもメンバーにも見せず、一人で泣いて……。あんまり言ってこなかった話ですけどね。いや、不安というより悔しさの涙かな。14歳でいきなりグループのセンターを任されて、周りの期待に応えなくてはいけない重圧、責任感。それはきついんだけど、半面、喜びでもあって、「それをやれるのは俺しかいない!」という自信もあった。なんか、言ってて恥ずかしいけど(笑い)。でも、自分に自信はあるのに、思うように結果が出せなくて、悔しくて泣いてたんだよね。そんな僕の話は参考にならないかもしれないけど……。

 ただ、不安というものは誰にでもあるし、絶対に消えないんですよ。だから「不安で仕方がなくなる」のは自然なこと。そんな自分を否定したり、無理にポジティブになろうとしなくていい。むしろ、自分の心の状態に気づけているのはいいことだし、自分のことをよく知ってる人だと思うから、これからは自分に合った“不安の置き換え方”を探してみたらいいんじゃないかな。僕の場合は不安や緊張が高まると“これで人生終わるわけじゃないし”と開き直ったり、わざとビッグマウスに振るまって、自分をだましたりしてます。そうすると気持ちも変わってくるし、周りも笑ってくれるから。自分に優しくしてね。

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大道絵里子
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