小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」の人気連載「Sexy ZoneのQ＆Aステーション」。毎回セクゾのメンバーが読者からの質問に答えてくれます。5月号では、マリウス葉くんが「人に執着してしまう傾向がある」という読者のお悩みに、マリウスくんらしい心温まる回答をしてくれました。
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【質問】
私は人に執着してしまう傾向があり、仲のいい子に「私とだけ仲良くしとけばいいのに」と思ってしまいます。「嫉妬だね」と言われますが、認めたくありません。マリウスくんも独り占めしたいです。これってダメなこと？ （りおたろう・14歳）
【回答】
う～ん……難しいね。でも一つ言えるのは、僕は誰のものでもない（笑い）。それくらい好きになってくれるのはうれしいけどね。逆に言えば、りおたろうも誰のものでもないし、りおたろうの仲のいい友達も誰のものでもない。自分は自分のもの。それを認識することはとても大事だと思う。
執着しちゃうのは、友達が自分以外の人と話をしているのを見て、「私の悪口、言ってない？」とか「私といるより楽しいのかな」とか妄想しちゃうからじゃない？ そう感じるのは自分に自信がないとか、何らかの理由があると思うんだけど、「なんでなんで？」って考え込む前に、一回、自分の感情をちゃんと感じてみるといいと思う。嫉妬って、怒りとか愛とかいろんな感情が混ざりあった心の状態にあてた言葉だと僕は思っていて。だから、たとえば「あ、自分は今、寂しさとか怒りを感じてる。この感じ、前にもあったな……ってことは、こういうときに自信をなくしちゃうんだ」みたいに理解していく感じ。自分を否定しないで「へ～」ってただ受け入れて理解する。そういうことを積み重ねていくだけでも、人って変わっていくんだよね。それが自分の器を大きくするトレーニングにもなる。そうするうちに、心の状態が変わっていくと思うよ。
僕も最近は自分をより理解するために瞑想してます。おかげでメンバーに何かいじられても、「はぁ子どもだな～」って流せるようになった（笑い）。りおたろうも自分を感じてみてね。
