小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」の人気連載「Sexy ZoneのQ&Aステーション」。毎回セクゾのメンバーが読者からの質問に答えてくれます。6月号では、菊池風磨くんが「中学受験」についてアドバイスをくれました。

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【質問】

来年、中学受験をします。でも宿題に追われて自分の弱点を克服できずにいます。風磨くんは中学受験を経験しているそうですが、どのように勉強していましたか?(いい子いい子して風磨くん・11歳)

【回答】

 僕はホントにヤンチャだったので、学校は遊ぶ場所って決めて、勉強は中学受験だけに照準を合わせて、塾でやってましたね。放課後、学校に1時間くらい残ってみんなで遊んだあと、気持ちを切り替えて塾行ったら勉強!みたいな。最後のほうは週5、6日は通ってたかな。でもね、これは悪いケース。学校の勉強をちゃんとやってなかったから、合格したあとが大変だった。それで苦労した僕だからこそ言える話です(笑い)。

 ただ「宿題に追われてる」ってことは、息抜きと勉強の切り替えがうまくいってないのかも。勉強ばっかりだとしんどくなって集中できなくなるよね。僕みたいに学校の時間を楽しみに変えられると結構な息抜きになるから、授業はちゃんと聞きつつ、友達と遊ぶことも大事にして、塾では勉強に集中、みたいな時間配分にしてみたら?

 僕は社会と国語が得意で、算数と理科がダメだった。苦手な科目は「まったくわからない!」みたいなことをなくしていく作業からやった。基礎からちゃんと順を追ってやると、応用問題は自然にできるようになる。問題ってそんな意地悪にできてないから。弱点だと思うと構えちゃうけど、焦らずにいけば大丈夫、克服できるはず。

 どれだけ頑張れたかとか達成感っていうのは、大人になったあとも自信になる。自分を支える力になる。逆にちゃんとやれなかったらずっと後悔が残るから、(中学受験を)やるって決めたからには、たとえ親が決めたことだとしても、とことんやり切ろう。きっとそれができる子だと思うので、一緒に頑張りましょう。いい子いい子。

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大道絵里子
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