換金率98%のものも… 株主優待の転売でどのくらい儲けられる? (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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換金率98%のものも… 株主優待の転売でどのくらい儲けられる?

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大場宏明,伊藤雅浩AERA
乗り物に乗るときは、金券ショップの割安チケットを購入することにしている節約家も

乗り物に乗るときは、金券ショップの割安チケットを購入することにしている節約家も

 株式に投資すると、企業からもらえる「株主優待」。優待実施企業の株を買うと、自動的に送られてくる。

 もともと優待がほしくて株を買った場合はいいが、そうではない場合、使わない優待券が手元に増えていく。

 基本的に株主優待は、株主本人が使うものだから、転売などはしないほうがいい。優待券の実物に「有償譲渡禁止」と印刷されている場合もある。

 だが、法律で正式に禁じられているわけではないので堂々と金券ショップなどで売買されているのが現状だ。

 千葉県在住の主婦Iさん(48)の手元にANAホールディングスから片道航空券が半額になる株主優待券が届いたのが5月下旬。翌日、買い物に出かけたついでに優待券を金券店で売ったら、1枚3600円だった。ネットで調べた最高額は3750円だったので、まずまずの「戦果」にIさんは満足げだ。

 一度だけ、優待券の換金を失念して期限切れ直前に金券店に持ち込んだら、1000円で買い叩かれた。金券店に不平を言ったら「航空会社に限らず、使用期限のある優待券は生もの、鮮度が落ちるにつれて値下がりする」と教えられ、それ以来「即換金」を徹底しているという。

 ANA株はもともと、夫の実家がある北海道への帰省のために購入したという。ただ、羽田・札幌(新千歳)間の航空運賃は繁忙期を除いて約3万7500円が定価。半額だと1万8750円だ。しかし、「スカイマークなどの格安航空会社を使えば1万円以下で北海道に行けるので、優待券は自分で使わず、金券店行き」(Iさん)らしい。



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