民進党のロゴマークを発表する岡田克也代表(c)朝日新聞社
民進党のロゴマークを発表する岡田克也代表(c)朝日新聞社

 民進党は5月19日、都内で会見を開き、党のロゴマークを発表した。ロゴマークは4月上旬に一般公募され、3676点の応募があった。ここから4案に絞り込み公表。国会議員らによる投票や、インターネット上で意見募集を行い採用に至った。民進党の岡田克也代表は会見で「未来に向かって共に進む姿をイメージした」と話した。

 だが、このロゴマークに早くもネット上では早くも“物言い”がついている。肉まんなどを製造する食品メーカー「井村屋」のロゴマークとの類似が早くから指摘されていたほか、「ドミノ倒しで共倒れしようとしているようにしか見えない」との声も……。

 また、ひらがなの「ぺぺ」にしか見えないといった指摘や、そこから中島化学産業(本社、名古屋市)が製造するローション「ぺぺローシヨン」のロゴに似ているとの意見も出ている。このため「(民進党は)よくスベるということか」、「滑ってばかりで批判だけの政策」と揶揄する声もあがっている。

 民進党によると、6月の参議院選挙に向けて、ロゴマークにあわせたキャラクター作りに着手しているという。このキャラクターも近く発表される見通しだが、“滑らない”ことを祈るばかりだ。(ライター・河嶌太郎)