2017年7月6日~7月9日の4日間、パリ・ノール・ヴィルパント展示会場で【第18回 JAPAN EXPO】が開催された。
会場中央に日本企業の出展ブースを集めたエリア「SAIKO! JAPAN」の動員数は18万人以上。アイドルやミュージシャンによるライブや、俳優によるトークショー、ゆるキャラによる特別観光PRイベントなど、合計33のステージプログラムが実施された。中でも人気が高かったのは、アイドルグループより、虹のコンキスタドール、わーすたのミニライブ、また大人気コミックを原作とした2.5次元舞台【弱虫ペダル】のキャストたちによるトーク&パフォーマンスで、ステージ前には多くのファンが集まり大歓声を上げた。
そのほか、ポケモンストア関西空港店ブースにはパイロット姿のピカチュウが現れ、一緒に写真を撮ろうと多くの人々が列を作る。7月4日に現地でリリースされたばかりの『シャドウバース』フランス語版の展示、体験プレイを実施するCygamesのブースは、初日に引き続き多くの人々で賑わった。
オフィシャルステージでは7月7日にX JAPANのドキュメンタリー映画『We Are X』本編が上映され、会場から「YOSHIKI」コールが起こると、大合唱の中YOSHIKIが登場。【JAPAN EXPO】への登場は2年ぶり。YOSHIKIが「We Are X!」の掛け声とともに両手で「X」のポーズを作ると、会場中が「We Are X!」のコールとXポーズに包まれた。
同じく7月7日に行われた『鋼の錬金術師』の実写版映画の予告編上映では、曽利文彦監督ほか主演の山田涼介と本田翼が登場し、フランスへの想いを語ると観客からは熱い声援が。さらに、「SAIKO! STAGE」でも活躍した虹のコンキスタドールが今回初めてオフィシャルステージでもライブを行い、大規模なステージでさらに多くの観客を沸かせ、舞台【弱虫ペダル】は自転車を漕ぐ舞台演出のワークショップを行い、現地の人々との交流を深めた。
オフィシャルプログラムでは日本人ゲストのイベント以外にも、 ECG(ヨーロピアン・コスプレ・ギャザリング)の決勝大会が行われたり、たこ焼きや焼きそばなどの屋台に大行列ができるなど、現地ならではの催しが注目を集めた。例年同じくコスプレして参加する者も多く、人気アニメ『進撃の巨人』『Re:ゼロから始める異世界生活』や、昨年大ヒットした『君の名は。』など。さらには日本アニメに限らず、洋画『スーサイド・スクワッド』などのコスプレも見られた。
4日間の会期を終え【JAPAN EXPO】は閉幕。今後は8月上旬に主催者からの開催報告が予定されている。