放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、「『アクセーヌ』」の「モイストバランス ジェル」。
【写真】メイクさん絶賛の「モイストバランス ジェル」がこちら
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最近、テレビ局のメイク室で幅を利かせているのが爽やかなブルーが特徴の『アクセーヌ』のボトルである。「この潤い、『肌になる』実感。」「めざしたいのは、朝も昼も夜も『潤い続ける肌』」のコピーでおなじみの「モイストバランス」シリーズだ。
乾燥に悩まされる冬に比べて夏場は肌がしっとりしている……と思いがちだが、それは大きな間違い。エアコンの利いた室内で肌の乾燥を実感する女性は多いと思うが、テレビ局内やロケ中も同様で、乾燥対策が不可欠となってくる。
肌トラブルを寄せ付けず、健やかな肌をキープするためには「保湿」が大事。しつこいようだが、これは夏場も同じなのである。
また、夏に「敏感肌」へとスイッチが入ってしまった経験がある方も多いだろう。その原因もまた「乾燥」なのだという。
『アクセーヌ』の主力商品は、浸透力と保湿力の持続性に特化した「モイストバランス ローション」だが、先日、某局のメイクさんに「私のオススメはこちら」と教えてもらったのは「モイストバランス ジェル」のほう。
そのメイクさんは、「ドラマで長時間のロケに出る女優さんに朝、メイクをするときには、このジェルを使って、お顔からデコルテまで丁寧にマッサージをするところからスタートします」と教えてくれた。「スチーマーを活用すると、さらにいいですよ。プルプルしたテクスチャーなので夏は特に気持ちがいいし、浸透力がハンパないので、ベタつくことなく、お肌の奥へ、奥へと入っていくカンジ」と絶賛である。
私も早速、使わせてもらった。真珠粒大を2~3、手に取って、肌にのせると、アッという間に化粧水のように変化。ジワ~ッと「入っていく」様子が指でも肌でも感じられる。
ベタつき感がないものは、化粧崩れもしにくくなるから、出演時の整肌にはさらに助かる。モニターで確認したとき、鼻がテカっていたり、ファンデーションがヨレていたりすると、気になって気になってトークどころではなくなる。
CMやVTR中、局メイクさんが飛んできてくれる場合もあるが、その確率は100%ではない。生放送や収録中、「潤っているのに崩れない」というのが、もっとも有り難い特徴といえる。ジェルの後、乳液やクリームで「保護」するのが理想。それだけ肌にのせてもベタベタしない『アクセーヌ』。各局のメイク室で頻繁に見かける理由がわかった。
※週刊朝日 2019年8月9日号