小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』で連載中の「パックンの今すぐ通じる英会話」。今回は「I want to be a ~」です。

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“Happy New Year!”(あけましておめでとう!)
年が明けると、将来の夢について聞かれることもあるんじゃないかな?
「何になりたいですか?」は、英語では“What do you want to be?”と言うよ。聞かれたら、“I want to be a ◯◯”(私は◯◯になりたいです)と◯◯のところに職業名を入れて答えよう。たとえば、teacher(先生)、soccer player(サッカー選手)、doctor(医者)、hairdresser(美容師)……。今だったらYouTuber(ユーチューバー)なんて答える人もいるかもしれないね。
もう一つ、“What do you want to do in the future?”(将来、何をしたいですか?)という聞き方もある。こちらは“I want to invent a new rocket”(私は新しいロケットを発明したいです)のように、“I want to”の後にやりたいことを表す動詞を続けよう。なりたい職業の名前が英語でわからないときには、「やりたいこと」を英語で説明するといい。たとえば、飼育員になりたいけど、「飼育員」ってなんて言うのかな……という場合。代わりに“I want to work with animals”(私は動物と一緒に働きたいです)と言えば、ちゃんと相手に伝わるよ。ちなみに、動物園の「飼育員」は英語ではzookeeperだ。
将来の夢を、何年か前にぼくの息子に聞いたら、「お医者さんになりたい」(I want to be a doctor)って答えたんだ。で、それを聞いていたまだ小さかった娘が、「じゃあ、私は患者さん(patient)になる!」だって! 患者さんって、目指してなるものじゃないよね~。
【ワンポイントアドバイス】
“What do you want to do”に“this weekend?”(今週末)を付け加えると、「今週末は何をしたい?」という意味になるよ!
※月刊ジュニアエラ 2018年1月号より

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