サルの「自撮り」に著作権は認められるのか?
イギリスの写真家デービッド・スレーター氏は、2011年、インドネシアのサルに「自撮り」をさせることに成功した。三脚を立てたカメラに、手元でシャッターを押せる器具を付けてサルの近くに設置。歯をむき出しにしてニヤリと笑う写真が有名になった。
アメリカの動物愛護団体が「著作権はサルにある」と提訴。スレーター氏側は、サルとの信頼関係を築くのに数日かかり、著作権は認められると主張していた。
結局、写真家が将来、自撮り写真から得られる収益の25%をサルの保護のために寄付することで和解。「法的権利を人間以外の動物に拡大することについて、重要で先進的な議論を巻き起こした」という共同声明を出した。
■犬型においロボ くさいと倒れるよ(2017年9月7日 北九州市)
犬型のにおいロボットを開発し、量産化に成功した北九州工業高等専門学校発のベンチャー企業が、北橋健治北九州市長を表敬訪問した。
鼻のセンサーで計測。においが弱いとすり寄り、中程度ならしっぽを振り、強烈なら倒れる。相手を傷つけないよう、コミカルな動きでくささを伝えるしくみ。
「ちゃんと洗ってこなかった」と言いつつ靴を脱いだ北橋市長。足にすり寄るロボに、「気絶してひっくり返るかと思っていた」と胸をなでおろしていた。
※月刊ジュニアエラ 2017年12月号より
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