■『太陽系探検 惑星とその果ての旅』


イアン・グラム/文
あかつききょうこ/訳
大日本絵画 3520円

 太陽と惑星から火星探査の様子まで、宇宙空間の不思議を、五つのダイナミックなポップアップとともに探るガイドブック。「立体的な宇宙空間の様子に、わくわくしたり驚いたりすること間違いなし。図鑑よりも引き込まれてしまうかも!?」 中学年から

■『地球のまんなかまでどんどんのびるしかけ絵本 地面の下には、何があるの?』
シャーロット・ギラン/文
ユヴァル・ゾマー/絵
小林美幸/訳 河出書房新社 2750円

 地面から地球の中心のマントルまでの様子が、蛇腹状に折られた1枚の長い長い紙に描かれている絵本。全部伸ばすと2.5m! 表面は都会の、裏面は動物たちが暮らす田舎の地面の下を眺められる。「蛇腹のまま読んでもいいですが、伸ばして天井から飾ったりしてもいいですね」 低学年から

■『ようせいのおしろのぶとうかい』
マギー・ベイトソン/作
ルイーズ・コンフォート/絵
かがわけいこ/訳 大日本絵画 3520円

 お城の舞踏会に行きたくても行けなかった、4人の小さな妖精たち。絵本を読み進めると……? 華やかな舞踏会の場面が、ぐるりと立体的に現れる!「切り抜いて使う妖精の紙人形などもついているので、空想でストーリーをふくらませて、読んだあとに人形で遊ぶお子さんも多いようですよ」 低学年から

■『不思議の国のアリス』
ロバート・サブダ/作
わくはじめ/訳
大日本絵画 4400円

 『紙の魔術師』といわれるロバート・サブダが、『不思議の国のアリス』を迫力あるポップアップで表現した人気作品。ページの中にも小さなしかけや、のぞき穴があり、隅々まで楽しめる。「おなじみの作品もこんなユニークなしかけ絵本で読めたら、きっと心に残りますよね」 中学年から

■『フラワー・フェアリーズ 魔法のとびら 妖精の王国へとつづくとびらを見つけよう』
シシリー・メアリー・バーカー/作
みましょうこ/訳
大日本絵画 3300円

 ページをめくるたびに現れる不思議な扉と、そこに隠れているかわいい妖精たち。主人公の女の子たちと一緒に、妖精の王国につながる魔法の扉を見つけに行こう。「色彩が美しく、ながめているだけでも楽しいので、シリーズで集めるご家庭もある絵本です」 中学年から

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