年末年始に読みたい記事を再配信します。(2024年12月19日の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)

MENU 沖縄の“お雑煮”を初めて見たときはビックリ 東京で過ごしたコロナ禍のお正月 大晦日は3キロの肉で関西風のすき焼きを! 東京で作るお雑煮は関東風で、おもちは一人10個

 よく食べ、よく笑い、ハッピーオーラ全開のギャル曽根さん。家庭では小6の長男、小3の長女、1歳の次女のママでもあります。曽根家の年末年始は、京都と沖縄の実家で過ごすことが多いそうです。実家ごとに違うお雑煮の話や、東京で過ごすお正月のときに作る料理など、ギャル曽根さん家のお正月について聞きました。

沖縄の“お雑煮”を初めて見たときはビックリ

 そろそろお正月の準備が始まる時期ですね。私は今年も、実家で年末年始を過ごす予定です。

 私は京都出身、夫は沖縄出身なので、まずは年末に京都に帰って3~4日過ごし、年が明けてから沖縄に飛んで3~4日お世話になる……これがわが家の毎年の年末年始恒例の過ごし方です。

 おかげで、お雑煮がいつも2種類食べられるのがうれしいですね。

 私が生まれ育った京都・舞鶴のお雑煮は、白みそに丸餅を入れ、そのうえにかつお節をたっぷりかけるのです。一見クリームシチューのような、ほんのり甘くてやさしいお味です。これを食べると、やっぱりホッとしますね。

 結婚して沖縄でお正月を過ごすと、京都とはまったく違っていて驚きました。

 沖縄では、いわゆる“お雑煮”は出てきません。その代わり、お正月に出てくるのは中身汁(なかみじる)です。ご存知ですか? 私は結婚するまで知りませんでした。

「中身」っていうのは豚の内臓(モツ)のことで、まさに「中身」ですね。でも全然くさみがないんです。何度も丁寧にもみ洗いしてゆでこぼして、脂を落としているからなのだと思います。そのモツとこんにゃく、しいたけなどを、かつおだしで煮たのが中身汁。めちゃくちゃおいしいんですよ!

 沖縄は豚肉をよく食べる地域で、「豚の鳴き声以外は全部食べつくす」と言われているそうです。だからでしょうか、豚肉料理が豊富でおいしいんです。

ギャル曽根さんの旦那さんの故郷、沖縄での正月料理。右下にあるのが、「中身汁」

東京で過ごしたコロナ禍のお正月

 ほぼ毎年、お正月は京都と沖縄で過ごしているわが家ですが、2021年と22年はコロナ禍で帰省できませんでした。ほかにも、年末年始にどうしても外せない仕事が入った場合には、東京でお正月を過ごすことがあります。

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ギャル曽根
ギャル曽根

ギャル曽根/1985年京都府生まれ。3児の母。2005年「元祖!大食い王決定戦」でデビューし、おおらかな食べっぷりで人気を博す。タレントとして活躍する一方、「食のプロ」としてレシピ本の出版などをおこなう。調理師免許や野菜ソムリエの資格をもつ。 公式YouTubeチャンネル「ごはんは残さず食べましょう」 オフィシャルブログ「ごはんは残さず食べましょう

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