滞在型スノーリゾート「星野リゾート トマム」では、北の大地を楽しみ尽くす冬のアクティビティを多数開催中! スキーや大自然、動物に触れて子どもの好奇心を刺激し、豊かな感性を育む「学びの旅」へ。ここでしかできない共通の体験を通して、家族の絆を深めましょう。
旅行を通じて家族でさまざまな体験をし、子どもの心身の成長を促す「旅育(たびいく)」。なかでもこれからの時期に注目が集まるのがスノーリゾートなどで行われる「雪育」です。スキーは、子どもの心と運動機能に大きな影響を与えるウィンタースポーツの一つです。見る・踏む・触るといった五感への刺激、「危険を察知して止まる」などの状況判断、転ばないための試行錯誤により得る達成感。壮大な雪山で過ごす非日常体験は、豊かな感受性や自己肯定感を育みます。さらに地球温暖化により降雪量が減る昨今では、自然環境の大切さを学ぶ貴重な機会にもつながるでしょう。親子で共通の会話が生まれやすく、同じ楽しみや苦労を共有することで絆が深まることも期待されます。
北海道のほぼ中心に位置する滞在型スノーリゾート「星野リゾート トマム」では、2024年12月22日~25年3月31日の期間、滑走エリア「アドベンチャーマウンテン」がオープンします。コース上には、子どもたちの好奇心を刺激し、楽しみながらスキーが上達する仕掛けが盛りだくさん。子どもたち自身が主役となり、悪者である「チョッカリ大魔神」の野望を阻止して森を守るストーリーに参加します。11個のミッションが子どもたちのやる気を引き出し、夢中になって滑るうちにスピードやバランス感覚、スキーの操作が自然と上達。コースは「アフォーダンス理論」という心理学を用いて設計されています。斜度やスピード、雪質、道具や同行者の状態などを判断し、その環境に適した滑走を行う能力を培います。
最終ミッションはプロスキーヤーが監修
コースは初中級者向けの「ニポの山」、中上級者向けの「チョッカリ山」の2種類。さらに今冬は、チョッカリ山の最終ミッション「スペシャルステージ」をリニューアルしました。監修は、元フリースタイルスキー男子モーグル日本代表で、医学博士でもある、プロスキーヤーの三浦豪太氏。正確なスピード調整やバランス感覚が必要な「シーソーブリッジ」、上下動を使ってスキーを加速させながら進む「チョッカリウェーブZ」、勇気を出して飛び越える「チャレンジジャンプ」など、初中級・中上級コースの各ミッションで培った滑走技術が試される総合ステージです。両コースとも、各ミッションをクリアしてスタンプを集めるとプレゼントがもらえます。
アドベンチャーマウンテンの利用は予約不要・無料(リフト券は別途必要)で、コースのまわり方は自由。ひとつのコースをじっくり遊んだり、2日間に分けて全てのコースを制覇したり。また、「子どもは初心者だから少し不安」という方向けに、「雪ッズ70」という上達レッスンも用意されています。練習エリア「雪ッズ70デビューパーク」で、補助器具やスノーエスカレーターを使いながら練習することができます。
幻想的な氷の街が出現! トマムの極寒アクティビティ
真冬には最低気温が氷点下30度に達することもあるトマム。スキー以外にも北海道の広大な大地と寒さを生かした、冬ならではのイベントが多数開催されます。
24年12月10日~25年3月14日は幻想的な氷の街「アイスヴィレッジ」がオープン。3・2ヘクタールの敷地に、11棟の氷や雪でできたドームが立ち並び、幻想的な氷の世界を体感できます。さらに、25年1月20日~2月末にオープンする「氷のホテル」は、客室からテラス、露天風呂まで、全て氷でつくられています。子どもが寝静まった頃には、ライトアップした白樺とランタンの暖かい光に包まれる「氷のテラス」で、ホットワインやおつまみを片手に、夜のひとときを楽しんではいかがでしょうか。
加えて注目したいのは、雄大な自然環境で乳牛を育てる「ファームエリア」。味わいのある乳製品を生産するほか、動物の排泄物やレストラン数カ所から出る生ごみを堆肥(たいひ)化し、牧草地に還元することで資源循環を促しています。24年12月25日までは、牧草を用いた高さ約4メートルの「ファームツリー」が煌(きら)めくイベント「ファームクリスマス」を開催中。期間中は牧草ロールをイメージしたクリスマスケーキを味わえるほか、サンタクロースがトマム牛乳を使ったミルクキャンディーをプレゼント。市街地とはひと味違った素敵なクリスマスとなるはずです。
スキーを通じて子どもの状況判断能力やチャレンジ精神を養い、自然や動物、資源循環についても学べるトマムのリゾート滞在。外は冷たく寒い冬ですが、家族の心に温もりを灯(とも)してくれそうです。