子どもが寝るまでは僕の担当です
――子育てには、日々どのように関わっていらっしゃいますか。
僕は、昼間は外で仕事をして、歌詞を考えたり曲を作ったりするのは夜中になるケースがほとんど。妻と子どもたちの生活の時間帯とどうしてもずれてしまうので、自宅のそばに仕事場として部屋を持っています。それで、夕方から子どもたちが寝るまでの時間を僕が担当しているんです。
朝は、妻が次男を保育園に送って、僕が夕方迎えに行って自宅に帰ります。そして長男が学童から帰ってきてから、この仕事場に二人を連れてくるんです。ここで夕飯を一緒に食べて、遊んだりお風呂に入ったり……。あっ、洗濯も僕がするんですよ。で、寝る時間に自宅に送り、僕はマンションに戻ってそこからまた仕事ですね。
夕飯を一緒に食べるといっても、料理をそんなに作れるわけではないので3人でファミレスに行くことも多いんです。
もちろん、仕事が不規則ですから、毎日できるわけではありません。でも、可能なときはこのスタイルです。妻が一人になる時間も確保してあげたいですから。こんなふうに自分が子育てにかかわるようになって、「大変さ」がよくわかりました。子どもとずっと一緒にいるって、かわいいし楽しいけれど、実際は本当に大変。だから、できるときは役割分担したいのです。
毎日おしぼりを持ち歩いてます
――お子さんたちと過ごしているAMEMIYAさんは、どんなお父さんなのでしょう。
甘い父ちゃんだと思います(笑)。かわいくてついつい、甘くなってしまうんです。長男はYouTubeが大好きで、しょっちゅう見ているんですね。妻はちゃんと時間制限をしているのですが、僕といるときはつい見せちゃうんですよね。
そして、やっぱり心配ばかりしています。毎日おしぼりを持ち歩いているんです。子どもといるとき、手を拭く場面って多いですよね。サッと手を拭いて、外にいるときならトイレできれいに何度も洗い直して……。子どもたちの手をつねにきれいにしています。
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