事実は小説より奇なり。朝日新聞が少し前に報じた国内外のB級ニュースを、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』で、“夕日新聞社”としてピックアップ! 脱力系のニュースに肩の力が抜けたり、笑顔がこぼれたりすること間違いなしです! 小中学生向けのニュース月刊誌『ジュニアエラ4月号』(朝日新聞出版)から、2024年1月に報じられたニュースをお届けします。

MENU お殿様気分で「城泊」 1泊2人で132万円 “恋の味”を表現「恋AI(れんあい)パン」 『田中の田中による田中のための本』出版 ネズミ持ち込み禁止 ネコ用スマートドア

お殿様気分で「城泊」 1泊2人で132万円

 徳川家康のいとこ、水野勝成が築いた福山城(広島県福山市)で、お殿様気分で泊まれる「城泊」が6月から始まる。予約開始は4月から。
 城主の衣装に着替えて出迎えを受ける入城体験や豪華ディナー、天守最上階で琴の生演奏や地酒を楽しむラウンジなど、城を独り占めできる。
 1泊夕朝食付き2人で132万円。日本文化に関心の高い海外のお金持ちなどの利用を見込む。「特別な体験ができるお値打ちプラン。決して殿様商売ではありません」と担当者。(2024年1月19日 広島県)

“恋の味”を表現「恋AI(れんあい)パン」

 電機メーカーのNECとパン製造販売の木村屋総本店(いずれも東京都)が、「恋の味」を表現した「恋AI(れんあい)パン」を開発した。
 NECのAI(人工知能)がインターネットテレビの恋愛リアリティー番組「今日、好きになりました。」などを分析して恋愛中に抱く感情を思い起こさせる食品や食材を導き出し、木村屋がイメージに合わせて最終的な食品の組み合わせを決めた。
 完成したのは「運命の出会い味」「初めてのデート味」「やきもち味」「涙の失恋味」「結ばれる両想い味」の5種類。「運命の出会い味」は綿菓子とリンゴを生地に使い、青色のクランチをトッピングして恋が始まるときの甘さやドキドキ感を表現。紫色と緑色の「やきもち味」は、紫芋とずんだを使い、不安な気持ちを表した。「恋心がパンのように発酵して大きくふくらんでほしい」とNEC担当者。(2024年1月17日 東京都)

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ジュニアエラ編集部
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