小学生に読んでほしい「図鑑」を、千葉県立中央博物館分館 海の博物館 分館長の斎木健一さんに選んでもらいました。今回は、生きもの・昆虫・恐竜の図鑑をピックアップしてお届けします。
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はっけんずかん きょうりゅう 新版
じぶんでよめる さかなずかん
講談社の動く図鑑MOVE はじめてのずかん みぢかないきもの
生きものつかまえたらどうする?
学研の図鑑LIVE 危険生物 新版
はっけんずかん きょうりゅう 新版
イラスト+解説文のページと、窓開けイラストのページがあり、窓をめくると別の姿が見えます。迫力ある恐竜が飛び出してくるような窓もあり、読み聞かせで子どもも興味を持つかもしれません。厚紙で丈夫です。
じぶんでよめる さかなずかん
ひらがなとカタカナだけで記されています。難しい表現をさけていますが、内容は興味深い。サクラエビの説明には「うみのそこには、いっしょう、おりません」。白身魚の白身の説明には「すばやくうごけるさかなの、みです」など、大人も楽しめます。
講談社の動く図鑑MOVE はじめてのずかん みぢかないきもの
子どもがどんな生きものに興味を持つか、わからないときにおすすめの図鑑です。動物、植物、鳥、昆虫など、さまざまな生きものが紹介されており、子どもの反応を見て、次の一冊を選びやすいようになっています。
生きものつかまえたらどうする?
ダンゴムシやバッタ、トカゲやカエルから、ペットショップで買ったクワガタムシやキンギョまで、家に連れて帰るまでと家での飼い方、飼えなくなったらどうするかの3点が丁寧に解説されています。飼育の前にしっかり読んでほしい一冊です。
学研の図鑑LIVE 危険生物 新版
猛獣や毒ヘビから毒草や毒キノコまで、さまざまな危険生物を紹介。スマホでトラや毒グモの3DCG動画も見られます。家や庭を背景に写すこともできるので、身近にいるような合成写真を楽しめます。
(取材・文/AERA with Kids編集部)
※AERA with Kids2022年春号より抜粋、一部を加筆修正
※価格は税込み、掲載当時のものです。
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