ゲームばかりやっている子どもにどう声をかけたらいい？　親子関係がうまくいく「問いかけ」のコツ

未来に目を向ける質問もしてみよう

　お子さんがゲームに熱中していることを好意的にとらえている親御さんは多くないと思います。私自身、「ゲームばっかりやって」と息子を心配したこともありました。ゲーム好きに拍車をかけるような質問は避けたいかもしれませんが、子どもがゲームにはまっているのには理由があります。

　ゲームの物語を楽しんでいたり、友達とのつながりを楽しんでいたり。「我が子がどんなことを楽しいと思うのか」を理解するためにも、ぜひ聞いてみていただきたいと思います。

<ポイント>

ゲーム好きな子どもには、「将来はゲームをつくる仕事をしてみたら？」や「世界的なゲーマーを目指してみたら？」と未来に目を向ける質問も

最新の「幸せの研究」でわかった しなやかで強い子になる 4つの心の育て方

前野マドカ

著者 開く閉じる

前野マドカ

EVOL株式会社代表取締役CEO。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属SDM研究所研究員。著書に『なんでもない毎日がちょっと好きになる そのままの私で幸せになれる習慣』共著（WAVE出版）、『ニコイチ幸福学　研究者夫妻がきわめた最善のパートナーシップ学』共著（CCCメディアハウス）、『月曜日が楽しくなる幸せスイッチ』（ヴォイス）など。幸せを広めるワークショップなどを行っている。