よくあるギモンQ&A

Q1.教室では何をするの? 計算練習のイメージがあるけれど、文章問題はないの?

A. 教室に着いたら子どもは宿題を提出し、その日の教材をもらって、席で解いていきます。教材は1教科約30分でできる量と内容です。できたら採点してもらい、間違えたところは直し、100点にします。その後、学習時間や点数を記録し、宿題を持って帰るというのが、おおまかな流れです。公文式といえば「計算練習をする教室」というイメージがありますが、それは「中学・高校の数学で困ることがないように、あえて代数計算に絞る」という方針に基づいています。計算力は一朝一夕に身につくものではなく、多くの練習が必要。小学生でも高度な計算力を身につけるようにするのが目的です。
 

Q2.学習習慣がないから、ついていけるか心配……。

A. 教室の指導者は、入会前に親御さんから、いま子どものできること、学校・家での様子、性格や家庭の教育方針などをヒアリングし、テストで学力を把握してから、学習を始めるレベルを決めています。教室でも、子どもの性格やその日のコンディションを考えて、その子の力に合わせた学習を用意するので、無理なく学習習慣を身につけていくことができます。入会前に学習習慣がなくても大丈夫ですよ。
 

Q3.家で宿題をするとき、親のサポートは必須?

A. 学年や教材の難易度にもよりますが、公文式では毎日30分くらいでできる量の宿題が出ます。それは家庭での学習習慣を定着させるためです。親御さんは「〇時になったら公文の時間だよ」と「公文タイム」を決めて、子どもが気持ちを切り替えて机に向かえるような環境を作っていただけたらと思います。できないところを親が教える必要はありません。指導者はその箇所を知ることで、子どもの理解度を把握します。

「公文」の費用や学習内容

(取材・文/船木麻里)

AERA with Kids (アエラ ウィズ キッズ) 2023年 冬号 [雑誌]

朝日新聞出版

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船木麻里
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