未就学児の保護者からも人気の公文式。「学習習慣がないけど、ついていける?」「家でのサポートは必要?」といった、よくあるギモンを公文教育研究会の高橋清光さんに聞きました。子育て情報誌「AERA with Kids2023年冬号」(朝日新聞出版)からお届けします。
【図版】現役開成高校生・ぎん太さん母が大切にした習い事の向き合い方はこちらスモールステップで基礎学力を身につける
公文式学習は、年齢や学年の枠にとらわれない自分のレベルに合った教材で、高度な基礎学力と自ら学んでいく力を身につけることを目的としています。算数・数学だけでなく、英語、国語からも選んで学習することができます。
教室では先生が板書しながら教えるのではなく、指導者がその子に合わせて準備した教材を子ども自身が自分で考えながら解き進めます。
「自ら学ぶ意欲や自力で解いた達成感を大切にしているので、教材は少しずつグレードを上げていくのが特徴です。スモールステップなので、問題を繰り返しながら確実に力をつけることができます」と公文教育研究会の高橋清光さんは言います。
特殊算や図形問題など中学受験の対策はしていませんが、自分のペースで学習を進めた結果、高校数学レベルの教材で学んでいる小学生もいます。
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