■ノータッチのパパは成績に口出ししないで

 もちろん、パパ(あるいはママ)が、ノータッチという家庭もあります。夫婦で納得していればそれももちろんOK。

 ただ、ひとつ気をつけてほしいのは、6年生になると、普段関わっていなかったパパが急に口をはさみ出して“地雷”を踏むようなNGワードを発すること。直前の大事な時期で子どもも精神的にもピリピリしています。テスト結果が思わしくないからと急に注意したり、不安をかき立てる発言をしたりしないように注意してくださいね。普段からママに話を聞いて、状況だけは把握しておきましょう。

■「笑わせ担当」で笑顔を増やそう

 塾の宿題や模試の予定を把握してスケジュールを組んだり、教材を整理して苦手科目対策をしたり、中学受験では親がサポートしてあげたいことはたくさんあります。

 もちろん、仕事が忙しくそこまで手が回らないと言うパパもいるでしょう。

 普段受験に向き合う余裕がない人は、その分、子どもの気持ちを和ませる、「笑わせ役」に徹するだけでも随分家庭の雰囲気が変わります。食卓で面白いことを言って笑わせるなど、時には模試の問題やテキストをみて、「中学受験ってこんなに難しい問題を解いているんだ!」「頑張っているなぁ」と、ねぎらいの言葉をかけて応援してあげてくださいね。

※「AERA with Kids 2022年 冬号」から一部抜粋して掲載

(取材・文/玉居子泰子)

安浪京子さん(撮影/掛 祥葉子)
安浪京子さん(撮影/掛 祥葉子)
AERA with Kids (アエラ ウィズ キッズ) 2022年 冬号 [雑誌]

朝日新聞出版

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玉居子泰子
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