産後8カ月で「活動量不足」を詰問され立憲民主党公認を外された女性市議 無所属で再選して思うこと

AERAオンライン限定

2023/04/11 11:15

 4月9日投開票の横浜市議選で再選した大野知意(おおの・ともい)さんは、昨年4月に立憲民主党の神奈川県7区総支部(支部長・中谷一馬衆院議員)の常任幹事会において「活動量の不足」を問われ、これを理由に党公認を得られていなかった。無所属で選挙を戦い、定数8の選挙区で8番目に当選したわけだが、大野さんが産後8カ月という時点で「活動量不足」を問題視した党総支部の対応を一般社会に置き換えてみると、子育て政策の旗振り役をひょうぼうする立憲民主党の「理想と現実」すら透けて見える。

あわせて読みたい

  • 女性議員が「マタハラ受けた」と実名告発 立憲民主党・神奈川で「ハラスメント」が続出する背景とは

    女性議員が「マタハラ受けた」と実名告発 立憲民主党・神奈川で「ハラスメント」が続出する背景とは

    dot.

    10/14

    立憲、今井瑠々氏の言い分が「ニュースになるのが腹が立つ」 自民への“電撃移籍”に怒りしかない

    立憲、今井瑠々氏の言い分が「ニュースになるのが腹が立つ」 自民への“電撃移籍”に怒りしかない

    dot.

    1/15

  • 「野党共闘をやめる選択肢はもうない」山口二郎・法政大学教授インタビュー

    「野党共闘をやめる選択肢はもうない」山口二郎・法政大学教授インタビュー

    AERA

    11/16

    枝野新党でゆるキャラ「立憲民主くん」誕生 元祖復活は「前例がない」と担当者

    枝野新党でゆるキャラ「立憲民主くん」誕生 元祖復活は「前例がない」と担当者

    dot.

    10/3

  • 「全員が行ける」から一転…希望の党“リベラル切り”の舞台裏

    「全員が行ける」から一転…希望の党“リベラル切り”の舞台裏

    AERA

    10/11

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す