小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」の人気連載「Sexy ZoneのQ&Aステーション」。毎回セクゾのメンバーが読者からの質問に答えてくれます。9月号は、松島聡くんが、周りの人を気にして言いたいことが言えないという読者の悩みにアドバイスしました




*  *  *
【質問】
 私は人と話すときに、相手がどう思うかを気にしすぎて、言いたいことが言えず、やりたいことも我慢してしまいます。どうしたら周りを気にせずに動けるようになりますか?  (みかんのみさん・18歳)

【回答】
 僕もわかります、その気持ち。今でも常に「これ言ったらどう思われるかな?」とか気にしちゃうもん。でも「気にしい」は性格だからしょうがないよね。それが自分だと受け入れて、じゃあどうすれば自分の意見を話しやすくなるか、伝え方を工夫したらいいんじゃないかな。

 僕の場合はね、すごく前置きをします。メンバーと打ち合わせするときも、いまだに「実は言いたいことがあるんだけどさ。でもこれはあくまでも一つの意見だから『なんだよ松島、その意見』って思ってくれていいからね。流してくれていいからね」って言ったりするの(笑い)。そしたら「前置き長っ! そんな前置きいらないよ」「気にしすぎだろ!」ってみんながいじってくれたりして、気が楽になるんだよね。Sexy Zoneはいい人が多いんです(笑い)。僕の性格を理解して助けてくれる。 

 だから、みかんのみさんも「実は言いたいことがあって。でもそれを言うとみんなにどう思われるか気になっちゃって言えなかったんだけど」とか、前置きしたら言いやすくなるんじゃない? あと「自分は気にしいで、意見が言えないんだ」ってこと自体をカミングアウトするのもいいと思う。みんなが知ってくれてると「みかんのみはどう思う?」とか、促してくれることもあると思うし。

 実はこの方法、仕事関係の人に教えてもらったんです。以前の僕は、意見を求められても緊張して言えなくて、本当は違う意見があるのに、言わないまま逃げたりすることが多かった。でもアドバイスを受けて、「確かに、緊張して言いにくいことを隠す必要もないな」と思って表に出してみたら、いろんなことがすごく変わりました。信頼関係も強くなったと思う。結局、言わないで損をするのは自分。上手にスラスラ話せなくても全然いいから、周りの人を信頼して挑戦してみてね!

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大道絵里子
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