こんなふうに、自分のことだけを中心に考えて、まわりのことが考えられない人の言うことやすることは、いちいち深く受け止めないことが大切です。愚痴メールには共感しなくてもOKだし、ワーキングママ批判も気にしないようにしましょう。役員をやりたがらないママは、空気を読めないのではなく、先手を打って役員を逃れようとしているのです。リーダーシップのある人に「子どものための活動であり、皆が公平に協力している」という旨を伝えてもらうのも手です。このようなタイプは、ほかの人をストレスのはけ口にする傾向があります。ですから、自分とは関係のない問題として、客観的にとらえましょう。それだけで気持ちがラクになりますよ。

【タイプ3】
自分の子さえよければ、よその子はどうでもいい。いつでもどこでも「うちの子優先ママ」

 子ども同士のトラブルで、相手の子どもの親にわが子に非はないと怒鳴り込むママ。ほかにも子どもがいる中で、自分の子どもをあからさまにひいきしたり、見苦しいほどの熱愛ぶりを見せるママ。こんな行き過ぎた態度に、周囲はドン引きです。

 自分の子どもが何でも一番と考えているママは、親から甘やかされて育てられた人。また、子どもへの愛情表現がわからず、子どもを何でも優先させることが愛情表現だと勘違いしている場合もあります。このタイプは、人の気持ちを察する力が低いので、ほかの人が感じる嫌な気持ちに気がつきにくいのが特徴。ですから、関わる場合には、こちらの考えをしっかりと伝えることが必要なのです。でも、口調には気をつけて。何か意見を言われると、批判されたと思って感情的になるのもこのタイプ。上から目線で諭すように話すのはNGです。

【タイプ4】
どんなことでも自分と比べて、優位に立つことが喜びです。「マウンティング・ママ」

 子どもが通う塾や夫の会社、はては子どもの習い事のバレエシューズのブランドまで。逐一比べては「私(うちの子)のほうが上」をアピールしたがるのがこのタイプです。

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