詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪で在宅起訴された元兵庫県議・野々村竜太郎被告(49)の初公判が1月26日、神戸地裁で始まり、「どのような作業が行ったのか、一つひとつの記憶がない」と起訴内容を否認した。
黒縁メガネをかけ、頭はスキンヘッドで入廷した野々村被告は入廷直後、裁判長に着席を促されたが、立ったまま裁判官、検察官、弁護人、傍聴席に向かって、それぞれ頭を下げて、謝罪の言葉を口にした。
検察官に虚偽の意識はあったのか、問われた野々村被告は「虚偽はあったかもしれないが、詳細はわからない」と繰り返した。
(フリーランス・ライター・秋山謙一郎+dot.編集部)