ピンク/カーディ/トム・モレロ/コモンら、トランプ支持者の米国会議事堂侵入を非難
ピンク/カーディ/トム・モレロ/コモンら、トランプ支持者の米国会議事堂侵入を非難
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 現地時間2021年1月6日、ドナルド・トランプ米大統領を支持する抗議者の大群衆が警察と激しく衝突した後、米国会議事堂に侵入し、建物が封鎖される事態に発展した。ジョー・バイデンの大統領選勝利を認定するための議員による手続きが行われていた最中に起きたもので、AP通信によると、抗議者は金属製のバリケードを突破し、暴徒鎮圧用の装備とシールドを持った警官に迎えられたという。

 衝突が起こったのは、昨年12月30日に「1月6日、DCで会いましょう!」と支持者に向けてツイートしていたトランプ大統領が、集まった支持者の群衆に根拠のない選挙詐欺を主張し、「私たちはあなた達の声を封じさせない」と呼びかけた直後で、コロンビア特別区のミュリエル・バウザー市長は、午後6時以降の外出禁止令を発令した。

 混乱の中、多くの著名人がTwitterで米国の現状に対する憤りや、恥ずかしさ、動揺を共有した。

 ピンクは「米国市民として、そして二人の退役軍人の娘として、そして退役軍人の妹として、ワシントンで起きていることを恥じています。偽善、不名誉、困惑。非愛国的で偽善的な羊が毒に染まって盲信しています。これは米国にとって悲しい日です」と嘆き、カーディ・Bは「この皮肉はかなり愉快です.....夏に正義を求めていた人々はただの野獣だったのに、今は?(この状況を)見させてください」と投稿した。

 トム・モレロは、昨年のBLM運動の際に配備された国会議事堂のセキュリティの写真を引用し「考えさせられる......」と述べ、コモンは「法と秩序は正義を確立するために存在し、この目的に失敗すると、社会の進歩の流れを妨げる危険な構造のダムとなる」とマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの引用を投稿した。また、ディオンヌ・ワーウィックは「我が国の状況は、私たちの細心の注意を必要としています。気を配り、耳を澄ましましょう。私はあなた方を愛しています。明日、お話ししましょう」と綴った。