Q. 給食を時間内に残さず食べられるでしょうか。
A. 今は、苦手やものや食べられない量を、無理に食べさせるようなことはしません。量も加減してもらえますので、子ども自身が食べられる量を把握しておくのも、給食を楽しくするコツの一つだと思います。また、給食では家庭で食べたことがない食材が出る可能性もあります。配布される献立表を見ながらアレルギーへの配慮も含めて、いろいろな食材に挑戦しておくのもいいでしょう。
Q. 授業の45分間、集中して座っていられるか心配です。
A. 教科書を使った学習をしたら、手遊びをして、文字を書いて……。学校では45分間の授業を三つに区切り、目先の違う活動に切り替えるなどして、1年生の集中力が切れない工夫をしています。そもそも今は、先生の話をただただ聞くような一方通行の授業はありません。子どもたちが感じたことを話したり、クラスメートの考えを聞いたりと、主体的に取り組む活動を大切にしていますので、安心してください。
(取材・文=竹倉玲子)
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