パワフルなものまねで活躍中のものまねタレント、キンタロー。さん。4歳と2歳の姉妹を育てながら、仕事や家事に大奮闘の日々を送っています。子育てのエピソードや、キンタロー。さんが子どもたちに「必ず伝えていきたい」と思っていることを聞きました。 ※前編<キンタロー。が語る4歳2歳姉妹の子育てで“心弾む”瞬間とは 「娘からの『ママ、かわいい』が何よりも励みに」>から続く

MENU パパの前ではいい子。早くも処世術を身に着けている!? この先、女子の「友達関係」でアドバイスしておきたいこと 「片づけができる」だけで自尊心が上がるんです

パパの前ではいい子。早くも処世術を身に着けている!?

――4歳と2歳の娘さんたちとの日々は、どんな様子ですか?

 それはもう、大変です(笑)。私といるときは、姉妹の仲は悪いように見えるんです。年齢的にも、どうしてもまだ「ママの取り合い」になってしまうんですね。ですから、小競り合いが絶えません。次女を抱っこすると、長女が「ずるい!」ってすごい顔をして怒るのです。そこで長女を抱っこすると、今度は次女が寝そべって怒るという……。本当に収拾がつかなくなります。

 ところが先日、信じられないことがありました。仕事が休みだった夫が、娘たちを郊外の大きな公園に連れて行ってくれたんです。そのときの様子を写メで送ってくれたのですが、そこには驚きの光景が……。姉妹二人で仲よく手をつないで、並んでまっすぐ歩いているのです。さらに、長女が「見てごらん。これがウサギで、エサはこうやってあげるんだよ」と次女に教えていたというのです。

 これ、私から見ると信じられないことなのです。私といるときと夫といるときの姉妹が違いすぎて「これはどういうことなんでしょう?」と、どなたかに聞きたい気持ちです。夫といるときのほうが、明らかにいい子。私といるときはグダグダなのに(笑)。

 また、ある日のことです。子どもたちがぐずりだしたので「気分転換に買い物でも行こうか」と出かけることにしました。私と姉妹だけでは収拾がつかなくなることが多いので、夫がいてくれると私は助かります。そこで「じゃあパパも一緒に行こう」と夫を誘いました。

 そのとたん、姉妹二人がいきなり結束力を発揮して「パパは来ないで!」「パパはダメ!」というのです。

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三宅智佳
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