休校やリモートワークが続く今、やはり増えるのは母親の負担。「AERA with Kids 春号」では、3人の目利き書店員の方にそんな「ママのイライラを解決してくれる本」を選んでもらいました。たまには、スマホやテレビから離れて、本の世界に浸ってみませんか?

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お悩み1
最近、子どもが言うことを聞かなくなってきた。この時期の親の態度が大事だと思うのですが、どうしたらいいでしょうか?(小5女子の母)

■『凡人すたいる。特盛り詰め合わせ』
まめ著(KADOKAWA)

子どものたちとの日常、職場でのおもしろエピソード、友達との笑い話など。3人の子どもを育てるシングルマザーの日常を描いた、ちょっぴりシュールで、じわじわ笑えるコミックエッセーです。例えばわが子に外でそっぽを向かれたりしたら、落ち込んだり、もっと仲良くしてもらいたいと思いますよね? でも、作者のまめさんはそんなことも“子育てあるある”にして、そっぽを向かれた自分のダサさみたいなものも、おもしろくネタにしているんです。もちろんただ読むだけでも楽しいですが、思春期のお子さんがいらっしゃる方はとくに、「そっか。笑っていいことなんだ」なんて、楽な気持ちになれると思います!
(HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE 店長 花田菜々子さん)

お悩み2
「3人の子どもがいるわが家では、毎日食事づくりが大変! 給食のありがたさをしみじみ感じています。みなさんはどうやって乗り越えているのでしょうか?」(小3、小1、年少の母)

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AERA編集部
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