「人の気持ちなんてわからない」そんな子でも大丈夫! 読解が得意になる3つのステップ (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「人の気持ちなんてわからない」そんな子でも大丈夫! 読解が得意になる3つのステップ

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集まった子どもたちに「気持ち」の構造を説明する金子先生(撮影/工藤隆太郎)

集まった子どもたちに「気持ち」の構造を説明する金子先生(撮影/工藤隆太郎)

【STEP3】 気持ちにはどんな反応がある?
「例えば“悲しい”という気持ちになると、人ってどうなりますか?」これが次の質問。子どもたちからは「涙が出る」「一人にしてほしい」などの意見がでました。「みんなすばらしい! そうだね。悲しいときはゲラゲラ笑ったりはしないよね」と金子先生。ここのポイントは「人は気持ちをもつと、それが表情や行動、言葉、様子といった反応にあらわれる」ということ。逆のことをいえば「行動や様子といった反応は、気持ちの表れ」でもあるのです。気持ちは「反応」ともつながっているのです。そこで、子どもたちは、「悲しい気持ち」になるとどんな反応になるか、改めて思いを巡らせてフセン紙に書いていきます。「目のまわりが赤くなる」「あまりしゃべらない」などの表現も出ました。

 3つのステップを経てわかったことは、「気持ち」は「出来事」と「反応」とセットになっていること。順番にすると、(1)なにか出来事が起こる →(2)「その結果」人は気持ちをもつ →(3)「その結果」言葉や表情といった反応にあらわれるのです。

「この流れをしっかり理解してください」と金子先生は強調します。もちろん逆の流れもおさえておきましょう。反応がある →「なぜなら」◯◯な気持ちだから →「なぜなら」そんな気持ちにさせた出来事があったから、という具合です。

 この流れがしっかり押さえられるようになると、物語に書いてある出来事から、「気持ち」を推測できるようになります。

『AERA with Kids冬号』(朝日新聞出版刊)では、さらに「気持ち」がわかるよになるワークを紹介。親子でやれば、物語文がもっと読めるようになるかもしれません。


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