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「時代遅れの親の説教」は、知らない世界をのぞける貴重な昔話だと思え

石原壮一郎(いしはら・そういちろう)/1963年、三重県松阪市生まれ。コラムニスト。月刊誌の編集者を経て、93年に『大人養成講座』でデビュー。『大人力検定』『日本人の人生相談』など著書多数。最新刊は『大人の言葉の選び方』(撮影/大嶋千尋)

石原壮一郎(いしはら・そういちろう)/1963年、三重県松阪市生まれ。コラムニスト。月刊誌の編集者を経て、93年に『大人養成講座』でデビュー。『大人力検定』『日本人の人生相談』など著書多数。最新刊は『大人の言葉の選び方』(撮影/大嶋千尋)

 小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』で連載中の「大人の謎 ぶっちゃけ質問箱」。最終回となる今回は「時代遅れの親の説教」について。回答者はコラムニストの石原壮一郎さんです。

*  *  *
【Q】父はすぐ「オレが子どものころはなあ」と言って、時代遅れのお説教を始めます。どうすればやめてもらえますか。(MAIさん 長野県/14歳)

■異文化の世界を見せてくれる存在、それが親

 自分の体験を元にした親のお説教は、たいてい的外れです。「お父さんの時代とは世の中の環境も常識も違うんだから、黙ってて!」と言い続ければ、そのうちおとなしくなるでしょう。

 しかし、そんな生意気な態度を取るのは、気分がいいものではないし、カッコよくもありません。的外れでうっとうしいお説教は、知らない世界をのぞける貴重な昔話だと思って聞くのがオススメ。

 違う時代に育った親は、もっとも身近な存在でありながら、異文化を身につけた存在でもあります。外国の映画や時代劇や昭和のドラマと同じように、「そういう世界もあるのか」「うわー、今と大違い」と心の中で楽しんでしまいましょう。

 異文化を知ることで、今の自分の価値観を客観的に見られるし、たまには勉強になる内容もあるはず。何より、親子だからといって同じ考え方を持たなくてもいいという、とても大切なことを実感できます。

※月刊ジュニアエラ 2018年3月号より


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