沖ノ島が世界遺産に! 世界文化遺産に隠されたナゾを解く (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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沖ノ島が世界遺産に! 世界文化遺産に隠されたナゾを解く

日光東照宮の「三猿」 (c)朝日新聞社

日光東照宮の「三猿」 (c)朝日新聞社

別名、「白鷺城」。石垣の中には秘密の地下室がある (c)朝日新聞社

別名、「白鷺城」。石垣の中には秘密の地下室がある (c)朝日新聞社

山口正先生/専門は日本史。「わかりやすく、おもしろく」を信条に小中学生を「あっ」といわせる授業を展開。小中学校の教科書の執筆にも携わる。工夫をこらした修学旅行の「旅のしおり」は、生徒にも好評(撮影/写真部・大野洋介)

山口正先生/専門は日本史。「わかりやすく、おもしろく」を信条に小中学生を「あっ」といわせる授業を展開。小中学校の教科書の執筆にも携わる。工夫をこらした修学旅行の「旅のしおり」は、生徒にも好評(撮影/写真部・大野洋介)

<メモ>
姫路城のてっぺんには「刑部姫」という妖怪がすみ、年に一度だけ城主と会い、城の運命を告げていたという。

<有名な城と比べてみよう>
1579年 安土城完成
1585年 大坂城完成
1600年 関ケ原の戦い
1603年 江戸時代が始まる
1608年 姫路城完成
※大阪のことを昔は「大坂」と書いた

【「軍艦島」(長崎県)・官営八幡製鉄所(福岡県)】

■日本の近代化を支えた炭坑と製鉄所

 明治時代、日本は製鉄や石炭産業などの「重工業」部門を飛躍的に発展させた。西洋と比べて、はるかに産業が遅れていたのに、世界最大の製鉄所を北九州に建設。それが官営八幡製鉄所だ。鉄を生産するには石炭と鉄鉱石が必要で、石炭は九州で良質なものが採れた。「軍艦島」(端島炭坑)もその一つ。鉄鉱石は中国から船で運んだ。北九州に八幡製鉄所を建てたのは、九州の石炭と中国の鉄鉱石を受け入れるのにちょうどいい場所だったからだ。

<場所と時代に注目>
1868年 明治時代が始まる
1890年 端島炭坑が操業を開始
1894年 日清戦争(~95年)
1901年 官営八幡製鉄所が操業開始
1904年 日露戦争(~05年)

<メモ>
日本は日清戦争に勝って得た賠償金などで八幡製鉄所をつくり、軍備を拡大した。

(監修/筑波大学附属中学校元副校長・山口正)

<キーワード:世界遺産>
UNESCO(国際連合教育科学文化機関)の世界遺産委員会が、誰もが認める人類共通の宝と認定した遺跡や景観、自然などをいう。認定した遺産を、国際協力により守っていくことを目的とする。「文化遺産」、「自然遺産」、文化と自然の両方の価値がある「複合遺産」の3種類がある。

※月刊ジュニアエラ 2017年7月号より


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