「リビング学習」は本当に効果的なの? 意外な落とし穴とは (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

「リビング学習」は本当に効果的なの? 意外な落とし穴とは

このエントリーをはてなブックマークに追加
じっくり集中できる場所は子ども自身が知っています(※イメージ写真)

じっくり集中できる場所は子ども自身が知っています(※イメージ写真)

 しかし、もし小学5年生くらいから「自分の場所がほしい」「一人になりたい」などといった気持ちが子どもの方に芽生えたら、そこは子どもに合わせて個室を準備する時期です。

「思春期になると自分だけの世界を作り始めるので、個室に移行したくなるのは自然なこと。成長に応じて部屋や学習場所を作っていけるといいですね」(外山先生)

 いちばんまずいのは親の都合で学習場所を決めること。

 例えば小学校に上がるときに個室を作って「そこで勉強をしなさい」と言ったり、机を買ってあげたのだから、机の上だけで勉強をするよう促したりするのはNGです。

 どこで勉強をしたいのか、どこだと落ち着くのか、子どもは意外とその場所を自分で見いだすことができるもの。そして「やりやすさ」といった理由も子どもなりにしっかり持っているものです。

 その理由に目を留めて子どもと一緒に学習環境をつくっていくと、子どももすんなりと勉強ができる、つまり学習に取り組むハードルが低くなるようです。

 リビング学習にすれば頭のよい子になるのではなく、「どこで学習をしたいのか、どうすればより学習しやすさが実現できるのか」を子どもと一緒に考えてつくっていく。これが学習環境をつくるコツなのかもしれません。


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい