同機構の管理システムの画面には2月末から未点検を警告する表示が出ていたが、ほかの機器が点検済みだったことから、担当者が、システムへの入力忘れで警告が出たと思い込んでいた可能性があるという。担当者は当時、着任したばかり。引き継ぎは適切だったか、なぜ確認しなかったのかなどをさらに調べている。

「もんじゅ」では2012 年に1万点を超える点検不備が発覚するなど、管理体制の甘さが指摘されており、そうした体質が改善されていないことが浮き彫りとなった。

 本当にあったこわ~い話だ。

■ペンギンと飼育員の恋の行方は?(2016年7月 松江市)

『ジュニアエラ』2014年5月号で、松江市の「松江フォーゲルパーク」のケープペンギン・さくら(当時10歳)が、飼育員の野津剛さん(当時40歳)に恋心を抱き、猛アタック中であることを報じた。

 それから2年たった今も、思いは変わらないようだ。野津さんがほかのペンギンを抱えると、ズボンにかみつき、「こっちを見て」アピール。抱えていたペンギンをほかの職員に預けると、首をふるわせうれしそうなしぐさをするという。特に好かれる理由は、野津さんが話す母音の「あ」がペンギンの鳴き声に似ているためではないかといわれる。

 野津さんも、つらいことがあると休日でもさくらに会いにやってくるとのこと。2人の仲は着実に深まっているようだ。

※月刊ジュニアエラ 2016年10月号より

ジュニアエラ 2016年 10 月号 [雑誌]

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AERA dot.編集部
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