月間ビデオ視聴数が420万を超え、YouTubeのチャンネルで常にトップ5に入っているメイカー・スタジオズ(Maker Studios)社が、ザ・ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムと手を組みオンラインのビデオ・プラットフォームを立ち上げるそうだ。ハリウッド・リポーターが伝えている。
このプラットフォームでは、オリジナルのコンテンツに加え、舞台裏映像や他アーティストたちとのコラボなども取り上げる。これらのビデオはウィル・アイ・アムのYouTubeチャンネルでストリーミング配信され、eコマースを備え、インタラクティブやモバイルのコンポーネント形式になるようだ。
スタジオズ社の最高執行責任者 コートニー・ホルトは「ウィルはミュージシャンとしてもっとも有名だが、ほかにも色々な情熱を持っている。すごくクリエイティブなコンテンツになるよ」と語り、ウィルも「何もかも民主的になった混乱の時代に、ビデオやミュージック・ビデオ、ドキュメンタリー、映画などのクリエイターやコンテンツ制作者を興奮させる場所がある。YouTubeに秩序をもたらし、規則正しく、戦略的にするアイデアが気に入ったんだ」と語っている。
また、契約には、8歳のYouTubeラッパー、ベイビー・ケーリーやティーンのレコーディング・アーティストであるコーディ・ワイズ(Cody Wise)、番組『ザ・ヴォイスUK』で準優勝したリア・マクフォール(Leah McFall)など、ウィルと提携しているミュージシャン達のプロデュースや番組制作管理を行うことも含まれている。
同社はこれまでに、スヌープ・ドッグと手を組んで彼のYouTubeチャンネル“westfesttv”のコンテンツ開発なども行なってきた。