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「ピースサインから指紋が盗まれる」よりも怖いSNS投稿に潜む危険

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数メートル離れたところから撮影しても高画質の写真であれば指紋情報を採取することは可能という。カメラの前で無邪気にピースサインできなくなる日も近い!?(※写真はイメージ)

数メートル離れたところから撮影しても高画質の写真であれば指紋情報を採取することは可能という。カメラの前で無邪気にピースサインできなくなる日も近い!?(※写真はイメージ)

ジュニアエラ 2017年3月号

朝日新聞出版
定価:490円(税込)

B01N9OM6MI

amazonamazon.co.jp

 高画質で撮影された写真のピースサインから指紋が盗まれる可能性があるというニュースが話題になった。いったいどういうことなのだろうか? 毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』に掲載された、サイエンスライター・斎藤幾郎さんの解説を紹介しよう。

*  *  *
 指先の皮膚の模様である指紋は、一人ずつ違っているので、公的な本人確認にも使える。この指紋を盗まれると、誰かが自分になりすます可能性があり、とても危ないというわけだ。

 指紋による本人確認のしくみを「指紋認証」という。セキュリティーを重視したパソコンや、建物のセキュリティーなど、意外と広い範囲で使われている。近年はスマートフォン(スマホ)でも使えるようになり、より身近になった。指のワンタッチでロックを解除したり、買い物をしたりできる。こうした指紋認証の際に、盗まれた指紋が勝手に使われてしまうといえば、危なさがわかってもらえるだろう。

 もっとも、ピースサインの写真がそのまま指紋として使われるわけではない。コンピューターで画像を処理して指紋の模様を取り出し、それをもとに、指に近い性質を持った素材に指紋の模様をつけて「偽の指」を作る必要がある。かなりの手間とコストがかかるのだ。それに、スマホのロックを解除するなら、指紋が登録してあるスマホそのものも盗まなくてはならない。


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