【うんちく(2)】


ストーンの産地は世界で1カ所だけ!

 オリンピック(五輪)などの国際大会で使うストーンは、スコットランドのアルサクレイグ島でとれた花崗岩が使われる。ほかの場所でとれた石だと、曲がり方などが変わってしまうという。

【うんちく(3)】
氷の表面はデコボコしている!

 カーリング場の氷の表面はデコボコしている。試合前にじょうろのようなものでぬるま湯をまき、「ペブル(小石)」と呼ばれる氷の粒をつくるから。デコボコのほうが、ツルツルの場合よりもストーンが氷に接触する面積が小さくなり、滑りやすくなる。

【うんちく(4)】
ブラシで掃いて滑り具合や曲がり方を調整

 ストーンをぶつけてはじき出したり、後ろに回り込ませて止めたりと、頭を使ってさまざまな作戦を考えるので、カーリングは「氷の上のチェス」といわれる。作戦を実行するには、氷の状態を読み、ブラシで掃いて滑り具合や曲がり方を微妙に調整することが大切だ。

※月刊ジュニアエラ 2018年2月号より

ジュニアエラ 2018年 02 月号 [雑誌]

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AERA dot.編集部
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