「移動はジャンプ&ダッシュが基本」「ランドセルを確認したら、まさかの空っぽ」……男の子2人の子育て「あるある」をマンガで描く、ブロガーのうえだしろこさん。インスタフォロワーは11万人を超え、ブログ「桃金兄弟と母の日常」は子育て中のママたちから「クスッと笑えて癒される」「男の子のかわいさが詰まっている」と人気を博しています。うえださんに、子育てマンガを描き始めたきっかけや、愛すべき男子育児の面白さについてお聞きしました。著書「愛むすこは予想の斜め上!~ドタバタ兄弟育児日記」(日本文芸社)やブログに掲載されたマンガとともにお届けします。

―もともとはシステムエンジニアだったといいますが、なぜ子育てマンガを描こうと思ったのですか?

 2012年に長男を産んでから、子育てブログを読むようになって、自分もマンガでブログを描いてみたい!と思ったのがきっかけでした。本格的に描き始めたのは長男が3歳、次男が生まれて7カ月くらいのときですね。やっぱり子育てってホントにおもしろくて、毎日が笑いにあふれていて。いつかそれをまた思い出せるように、絵日記として残したいという思いでスタートしました。とはいえ、最初のうちは1コマ描くのにも何時間もかかって、子どもたちが寝ている間しか描けませんでしたけどね。

――マンガを描き始めてどんな変化がありましたか?

 やっぱり子育てをしていると楽しいことだけじゃなくて、嫌なこともたくさんありますよね。牛乳をこぼしたとか、おねしょしたとか……。でも「あ、これをマンガにすればいいんだ!」って思えば、そういうことも笑えてくるんです。自分の感情をコントロールしやすくなるのが、自分にとってもすごくいいことでした。

――マンガにすることで笑いに変えられた、「大変だった」エピソードはありますか?

 今でも忘れられないのは、長男が6歳の夏休みの終わりに、シラミにかかったことですね。最初に長男の頭にうごめくシラミを見つけたときの恐怖は……今も忘れられません。その後、次男とついに私にも……! もう、本っ当に大変だったんですけど、その騒動をマンガ「実録!恐怖のシラミパニック」に描きました。読んでくださるみなさんに笑っていただけたことで、何とかむくわれた感じがします。

【マンガ】「実録!恐怖のシラミパニック」はこちらからも読めます(全23枚) 

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うえだしろこ
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