伊沢拓司「分厚い本には自分の知らない世界がいっぱい詰まっている」　480ページの超大作を書き下ろし

――クイズの全国大会ともいわれる「高校生クイズ」で2連覇しています。その経験から得たものは何ですか？

　分析力だと思います。まだ見ぬ相手に勝つには自分を良く知り妥協しないこと、見知りの強豪を倒すには相手を良く見てどう勝つかを想像する必要があるからです。自分と相手をよく見る、分析力が大切です。結果的にこの分析力は受験勉強やいろいろな場面で活用できる力となりました。ぜひ、さまざまな戦いに身を投じる小中学生のみなさんも、相手のこと、自分のことを客観的に考える練習をしてほしいです。それができるとめちゃくちゃかっこいい！　かっこよさは見た目だけじゃないんです。

（文・ジュニアエラ編集部）

※月刊ジュニアエラ　2021年11月号より

ジュニアエラ 2021年 11 月号 [雑誌]

朝日新聞出版

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AERA編集部