NHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」での山田天陽役で大人気になった俳優の吉沢亮さん。映画「空の青さを知る人よ」では、声優に初挑戦する。その吉沢さんが、時を超えて会いたい人とは? 小中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ」10月号でインタビューした。
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今回、初めて声優に挑戦しました。しかも31歳の売れないギタリスト・金室慎之介と、13年前の過去から時間を超えてやってきた「18歳の金室」こと“しんの”の2役を演じています。
18歳のしんのは青春真っ盛りで恋にも夢にもまっすぐでキラキラしているんです。僕の高校時代はキラキラしていなかったから、うらやましいなと思いながら演じましたね。
しんのは13年の時を超えてある人にあることを伝えにやってくるんですが、もしも僕が13年の時を超えてどこかに行くなら、小学6年生の僕に会いに行こうかな。勉強はちゃんとしておいたほうがいいよと伝えたい。特に英語と社会は大人になってから必要だぞって!
ちなみに大人になってから、子どものころやっていてよかったと思えるのが剣道。小学校から中学校まで9年間続けました。当時は汗臭くて、嫌で仕方なかったんですが、ちょっとしたことでは驚かない平常心は、剣道から学んだことだと思うんですよね。
【吉沢さん教えて!】
<Q.1> テレビゲームがやめられません(小4・男子)
僕も後悔するまでゲームをやってしまうことが! ときには外で遊んでみるのをおすすめするよ。外で友達と遊ぶのも楽しいぞ!!
<Q.2> 3歳上のお兄ちゃんがいつもちょっかいをだしてきて、けんかになります(小4・女子)
僕は男ばかりの4兄弟で、子どものときはしょっちゅうけんかしてたけれど、いまはもうしないよ。きょうだいげんかは子ども時代にしかできないから、いつか懐かしく思えるよ。
※月刊ジュニアエラ 2019年10月号より