<ハザードマップ>


地震や津波、洪水、土砂災害など、災害種別の危険度や被害の想定範囲、避難場所、避難経路なども示した災害予測図。各自治体でつくられ、公開されている。

<高潮>
台風や強い低気圧の来襲で海水面が平常より著しく高くなる現象。東京湾、大阪湾、伊勢湾などの南に開いた湾では、台風の中心が湾の西側を通る時などに起こりやすい。満潮に重なると、海水が陸地へ浸入する危険はいっそう増す。

<液状化>
地震の揺れで地中にある砂粒のすき間の水が押し出され、地盤が流動化する現象。東日本大震災では東北から関東にかけて発生し、東京湾岸を中心に1万戸を超える戸建て住宅が沈下・傾斜した。

<活火山>
過去1万年以内に噴火した火山と今も活発な噴気活動が確認されている火山。気象庁が定義している。日本には活火山が111あり、気象庁がそのうち50について24時間体制で監視している。

<プレート>
地球を覆う厚さ100キロ前後の硬い岩板。地球の表面は十数枚のプレートで覆われていて、それぞれ異なる方向にゆっくり動いている。日本列島のまわりには四つのプレートの境界があり、世界有数の「地震の巣」となっている。

※月刊ジュニアエラ 2018年12月号より

ジュニアエラ 2018年 12月 増大号 [雑誌]

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AERA編集部
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