偏差値だけに頼らない中高一貫校選び2026

企画・制作/株式会社シーエム〈PR〉

選ばれる私学 “本物の先進教育” [首都圏女子実力校編]白梅学園清修中高一貫部

〒187-8570 東京都小平市小川町1-830 TEL.042-346-5129

詳しくはhttps://seishu.shiraume.ac.jp/
エリコラ「鉄道模型デザイン班」は「全国高等学校鉄道模型コンテスト」でモジュール部門「最優秀賞」「文部科学大臣賞」、1畳レイアウト部門「最優秀賞」を受賞
エリコラ「鉄道模型デザイン班」は「全国高等学校鉄道模型コンテスト」でモジュール部門「最優秀賞」「文部科学大臣賞」、1畳レイアウト部門「最優秀賞」を受賞

「好き」を極める経験が
非認知能力を育てる
コンテストで3冠
「鉄道模型デザイン班」

 同校では、放課後の課外活動「エリアコラボレーション(以下:エリコラ)」を通じて、生徒が自らの興味を追究し、非認知能力を育む環境を整えています。エリコラは、弦楽器や英語ディベート、SDGs関連の取り組みなどの多様なテーマで、外部の専門家の指導を受けながら、生徒が主体的に参加する活動です。

 なかでも「鉄道模型デザイン班」は、2024年8月に行われた「全国高等学校鉄道模型コンテスト」で、モジュール部門と1畳レイアウト部門の最優秀賞、さらには文部科学大臣賞を受賞し、3つの賞に輝きました。設計から制作までをチームで進めるこの活動では、ものづくりへの関心だけでなく、粘り強さや協働力も問われます。

 部長の吉本実冬さんは、「鉄道模型は、一から形にしていく難しさがあります。CADや計算だけではなく、手を動かす中で細かな発見があり、それが面白さにつながっています」と話します。「鉄道模型デザイン班」に魅力を感じ、入学前から学校説明会に何度も足を運んだ岡村のどかさんは、「本当に楽しいです。活動発表やワークショップではプレゼンテーションの力がつきました」とエリコラに夢中。

 広報部長の中澤亜紀教諭は、「エリコラでは、生徒が“好き”をとことん追究できる環境をつくることで、自主性や協調性、粘り強さなどの非認知能力が身に付きます。また、AIや機械に置き換えられない力が求められる時代であり、3Dプリンターも人が操作してこそ意味があります。だからこそ、こうした活動がより重要です」と話します。

協働の中で、自分の
新たな一面に出会う

 鉄道模型デザイン班では、設計、試作、展示といった工程を複数人で分担しながら進めています。一人ひとりが責任を持ち、意見を出し合い、全体の完成度を高めていく過程には、多くの学びが含まれています。

 副部長の青尾咲季さんは、「みんなと協力して一つの作品をつくり上げ、評価されたことは大きな自信になりました。好きなことに夢中になる中で、自分の新しい面にも気づけたと思います」と話します。活動を通じて、将来はマーケティングを学びたいという目標が見えてきたそうです。山田珠綺さんは、「鉄道模型は繊細な作業の連続で、失敗もありますが、粘り強く向き合うことが勉強にも良い影響を与えていると思います」と集中力や諦めない力がついたと実感しています。後輩を指導する中で、人に教える力や観察力も身についたといいます。

 「これからの社会で求められるのは、思考力や対話力、やり抜く力といった非認知能力です。生徒が“好き”という気持ちを起点に、自分自身の力に気づき、未来へとつなげてくれることを願っています」(中澤)。

吉本 実冬

吉本 実冬高校2年生
エリコラ部長

岡村 のどか

岡村 のどか高校2年生
エリコラ部員

青尾 咲季

青尾 咲季高校2年生
エリコラ副部長

山田 珠綺

山田 珠綺高校2年生
エリコラ部員

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❶同班は全国大会上位入賞常連校、一番左は顧問の中澤広報部長❷同班は、毎年、百貨店で実施の「鉄道ワンダーランド」に参加、プレゼンする❸学校説明会では「エリコラ」の活動ついても説明❹校舎中央は吹き抜けで、すべてのクラスが見えるつくりになっており、先輩後輩が学びあう環境も魅力

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提供:白梅学園清修中高一貫部

選ばれる私学 “本物の先進教育” [首都圏女子実力校編]東京家政学院中学校・高等学校

〒102-8341 東京都千代田区三番町22番地 TEL.03-3262-2559(入試全般について)

詳しくはhttps://www.kasei-gakuin.ed.jp/
ポスタビで老舗菓子店を取材。インタビュアー、カメラマン、書記など、それぞれの役割に応じて取材を進める
ポスタビで老舗菓子店を取材。インタビュアー、カメラマン、書記など、それぞれの役割に応じて取材を進める

「課題解決型探究プログラム」で
身近な課題から社会全体を考える

 東京家政学院では、中学高校を通してSDGsの観点で社会課題について考える「探究プログラム」に取り組んでいる。川邊健司先生はこう話す。

「SDGsは未来を生きる若い世代にぜひ向き合ってほしい題材ですが、掲げられている『貧困をなくそう』『飢餓をゼロに』『すべての人に健康と福祉を』といった目標を見ると、『自分にはとてもできそうにない』としり込みしてしまう生徒も少なくありません。本校のプログラムではいきなり世界規模の課題にアクセスするのではなく、身近なところから少しずつ理解を深め、SDGsを自分ごととして捉えていけるように工夫しています」

主体性が身につき
進路にも好影響

 中学1年と2年ではまず「地域」に目を向け、「ポスタビ(ポスター+旅)」という活動に取り組む。2学年を縦割りにした少人数チームで学校周辺の商店や官公庁、企業、美術館などで働く人たちを取材。仕事に対する信念や地域への思いなどをSDGsの目標と重ね合わせ、ポスターに仕上げて発表する。取材内容の検討、写真撮影、ポスターの構図決めやキャッチコピーの制作など、ほとんどの作業を生徒たちだけで行うという。

「地域に出て初対面の大人と話をすること自体、高いハードルです。しかし勇気を出してやりとりをする中で人の温かさに触れ、さまざまな考えがあることに気づきます。ポスタビだけでなく探究プログラム全体で、人とふれあう機会を数多く取り入れています」(川邉先生)

 中学3年では、近隣の企業にSDGsの取り組みを取材し、記事と動画を制作。高校ではテーマを広げ、同校が大事にしてきた家政学(衣食住)と関連付けて、持続可能な社会を実現するには何が必要なのか、自分に何ができるのか、専門的に掘り下げる。段階を踏んで学ぶことで、SDGsは遠い国の課題ではないと実感し、さらに自分だけではなく周りや社会全体の幸せを考えられるように成長していくという。

 参加型の活動を通して、自ら考え、行動する習慣が身につくことも大きな成果だ。協力しあう中で、学力では測れない一人ひとりの「強み」にも気づいていく。川邉先生は言う。

「進路選択の場面でも、自分は何をしたいのか、主体的に考える生徒が増えました。それぞれの強みを生かし、未来を創っていってほしいと願っています」

外観
日本代表として世界大会で活動報告

日本代表として
世界大会で活動報告

 探究プログラムが刺激になり、自発的に活動を始める生徒も増えてきている。中学生有志が立ち上げた「難民支援プロジェクト」もその一つ。ポスピタで難民問題に関心を持ち、ワークショップを企画するなどさまざまな活動に取り組んできた。こうした活動が、子どものプロジェクトデザイン活動を後押しする「Design for Change」に評価され、プロジェクトメンバーの中学3年生2名が2024年11月にドバイで開催された世界大会に出場。70か国以上の学生たちに英語で活動を報告した。

川邊 健司

川邊 健司教育研究係主任・
ESD推進担当

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❶❷❸中学2年では2泊3日の奥多摩SDGsツアーが行われる。川を下りながらの清掃活動や竹箸づくり、茶摘みなどのフィールドワークを体験し、現地の人たちと交流することで、環境破壊や過疎といった社会課題に気づいていく

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提供:東京家政学院中学校・高等学校

選ばれる私学 “本物の先進教育” [首都圏女子実力校編]中村中学校・高等学校

〒135-8404 東京都江東区清澄2-3-15 TEL.03-3642-8041

詳しくはhttps://nakamura.ed.jp/
カンボジア・シェムリアップ市内の小学校で英語を教える生徒
カンボジア・シェムリアップ市内の小学校で英語を教える生徒

異文化理解と語学学習の
海外ボランティア研修
「カンボジア・フィリピン」

 創立116年の歴史を誇る本校。「清く、直く、明るく」の校訓を人格形成の柱とし、学びの成果を数値化できる「認知型学力」と、思考力や洞察力、課題解決力などの「非認知型智力」をバランス良く身につけることを目指しています。

 グローバル社会で活躍できる人材育成のために、高校では国際コースを設置しています。同コースの生徒は全員、英語圏の国(アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド)の高校に原則1校1名で10ヶ月間留学します(6ヶ月または3ヶ月の研修も可能)。一方、主に先進コースと探究コースの生徒を対象に、2021年から夏休みに異文化理解を目的とした「海外ボランティア研修」(6日間)を実施しています。「以前はオーストラリア語学研修でしたが、コロナ禍を機に21、22年はオンラインでカンボジア研修を実施し、23年からは現地に行っています」(副島)

 現地では、歴史博物館などでカンボジアの歴史や今を学び、アンコールワット遺跡を視察、日本人が設立した小児科病院の見学や、シェムリアップ市内の小学校でのボランティア授業やミニ体育祭も行います。「小学校では生徒が先生役。体育祭もどんなことをやるかを考え、道具なども準備します」(副島)

 24年実施の研修に参加した寺元果歩さん(高校先進コース2年)は、母の「せっかく私立高校に進学するのだから、やれることは全部やりなさい」という言葉に押され、参加しました。「アンコールワットがあることくらいしか知りませんでしたが、出発前に社会の先生がカンボジアの地理や歴史を教えてくれました」(寺元)

 同じく参加者の髙石紅羽さん(高校先進コース2年)は、将来の進路として医療分野に興味があり、小児科病院への見学が決め手になりました。「カンボジアのことはあまり知らなかったけれど、実際はどんな国か見てみたい、というワクワクした気持ちもありました」(髙石)

 文化や生活環境が全く異なる現地での日々は刺激的で、生徒たちも、小学校の子どもたちが意欲的に学ぼうとする姿勢や、生き生きとした表情から得るものが大きかったようです。「どうコミュニケーションを取り、どう行動するかを考える機会が多く、生きた探究の場となりました」(副島)

「改めて私は将来、医療の道に進みたいと思いました。治す側の人間になりたいと思っていたけど、病院の人たちと話してみて、治し方を考える人にも興味が湧きました」(髙石)

 寺元さんは、いつでも安全で清潔な水道水を飲むことができるという、日本で当たり前のことが、他国では当たり前ではないことに驚いたといいます。「海外に行ってみて、日本を相対化して見られたのが大きな収穫。私は他を知ることで、自分も知ることができる比較文化学の分野に興味があるのかも、ということにも気づけました」(寺元)

 本校では、2025年はフィリピンでの研修を予定しています。「ボランティアとマンツーマンでの語学学習の両方が体験できる内容です。今後も、海外留学や研修を通して、いろんなことを感じ、考える機会になればと考えています」(副島)

副島 知子

副島 知子国際教育部
外国語科教諭

寺元 果歩

寺元 果歩高校先進コース
2年

髙石 紅羽

髙石 紅羽高校先進コース
2年

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❶ミニ体育祭の様子。ゲームの小道具も生徒の手作り❷小児科病院を見学。「体調が悪くても、暑い屋外で診察を待たなくてはいけないのを見て驚きました」(髙石さん)

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❸文化祭で展示発表した「カンボジア新聞」

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提供:中村中学校・高等学校

選ばれる私学 “本物の先進教育” [首都圏女子実力校編]清泉女学院中学高等学校

〒247-0074 神奈川県鎌倉市城廻200 TEL. 0467-46-3171(代表)

詳しくはhttps://www.seisen-h.ed.jp/
「第一感染者を探せ」新型コロナウイルス感染症に感染したと仮定し、第一感染者を試薬を元に探っていく
「第一感染者を探せ」新型コロナウイルス感染症に感染したと仮定し、第一感染者を試薬を元に探っていく

高大連携で大学の学びに触れる
進路の選択肢を広げる探究活動

「うわー、きれい!」。電気を消したとたん、生徒から歓声があがった。真っ暗な教室の中で、フラスコの底が青く光っている。「Science Day」プログラムのひとつ、「警察鑑識課の科学分析」講座で、ルミノール反応が検出された瞬間だった。参加した生徒は「テレビドラマ“科捜研の女”が大好きで、この講座を選びました」と語っている。同プログラムは中1生全員を対象に、神奈川工科大学の協力で実施された理科出張講座。理科教諭の池上裕子先生は、開催の経緯を次のように話す。

「本校は野外学習を通じて自然教育に力を入れているのですが、工学分野のプログラムが不足していると感じていました。神奈川工科大学の方が来校したとき、女子中高生の理系進路支援のプログラムを実施しているとご紹介いただき、協力をお願いしました。今回の体験を元に、理工系分野の学びを深め、興味・関心を広げて欲しいですね」

 講座はこのほか「第一感染者を探せ」「くだものなどで電池を作ろう」「空気を守る静電気」など7つのテーマで実験・実習が行われ、生徒は2つのプログラムに参加した。進路指導・研究副部長の芝﨑美保先生は「どのクラスも、最後にはご褒美のような結果が待ち受けている、すばらしいプログラムでした。生徒の顔もいつもより輝いているように見えましたね」と、講座開催の意義を語った。

中1から高2まで
野外で実習活動

 同校は、心の教育や探究的な学びとして4つのスペシャルプログラムを設定している。そのひとつに「サイエンス・ICTプログラム」がある。中1の校内での自然観察から始まり、中2は箱根火山、中3は三浦半島、高1は真鶴と箱根で森林の観察を実施。また2018年に「学校情報化優良校」として認定され、中1・2の夏休みなどにICT特別講座を開催している。

 さらに中3になると探究活動として、自分でテーマを決めて研究する「My Story Project(MSP)」を行う。論文だけでなく、プレゼンやポスター発表など自由な表現方法で、自分の関心のある分野を発表する。

「本校では普段の授業でも、数学と英語のMath in Englishや、世界遺産を英語でプレゼンする機会を設けています。2025年度の学校目標は『チャレンジャーであれ!』。教員に、新しい事へチャレンジしようという気風があるので、横断型授業が実施しやすいのです。教員は生徒にいろいろな体験をさせたいという思いが強く、それが探究活動にも繋がっています」(芝﨑先生)

中1プログラミング講座

中1プログラミング講座

 「サイエンス・ICTプログラム」の一環として、中1からプログラミング実習を導入。年間約10回の講座で、プログラミング的思考力を学ぶワークから、実際にブロックプログラミングやコーディングまでを行う。テクノロジー分野のジェンダーギャップ是正を目指す特定非営利活動法人のWaffleや、ICT分野で活躍する清泉の卒業生が全面協力。中2以上は希望者対象となり、さらに高度なプログラミングを身につける機会を提供している。

池上 裕子

池上 裕子理科教諭

芝﨑 美保

芝﨑 美保進路指導・研究副部長

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❶❷「警察鑑識課の科学分析」ルミノール反応の様子を観察。暗闇に浮かび上がった青い光に生徒から歓声が❸「くだものなどで電池をつくろう」柑橘類やスポーツドリンクで電池を作る❹「誰でもeスポーツ」2つのサイコロで四則計算しビンゴを目指す

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提供:清泉女学院中学高等学校