偏差値だけに頼らない中高一貫校選び2026

企画・制作/株式会社シーエム〈PR〉

選ばれる私学 “本物の先進教育” [首都圏共学実力校編校編]二松学舎大学附属柏中学校・高等学校

〒277-0902 千葉県柏市大井2590 TEL.04-7191-3180

詳しくはhttps://www.nishogakusha-kashiwa.ed.jp/
「沼の教室」手賀沼では、ボートを出してゴミ拾いのボランティアを行っており、ゴミをアートにする活動も
「沼の教室」手賀沼では、ボートを出してゴミ拾いのボランティアを行っており、ゴミをアートにする活動も

定評ある独自の探究学習により、
自己理解を深め、未来を切り拓く。

 中学校に「グローバル探究コース」と「総合探究コース」を設置している本校は、探究学習の先駆的存在でもあります。

 個人が自らの問いに対する答えを見つけ出し、調査・実験し、他の人々と共有することで自己理解を深め、思考力を向上させる「自問自答プログラム」を提唱し、長年実践してきました。

「今年は探究学習の拡充を目指して、中学校では『個人・共創プログラム』として、『学問探究・国際探究・地域探究』を、高校では『学術・発展プログラム』として、『自由探究・国際交流探究・英字新聞甲子園』を実施し、6年かけて探究の学びを深めていきます」(森寿直グローバル探究室長、以下同)

 自然が豊かで歴史ある土地の利を活かした、地域密着の学びが可能となっています。また、中高一貫という6年もの教育期間を活かし、先輩から後輩へ研究内容を引き継ぐことで、より長く、深い探究活動を実現。

「例えば、利根川水系の手賀沼は、60種にも及ぶ日本有数の野鳥の宝庫で、本校にも飛来するほどです。そんなことから、観察チームが発足しました。1年かけて観察して終わりではなく、先輩から後輩に観測方法などを引き継ぐことで、研究の継続を可能としています。探究の中高連携は長年の蓄積あってのことです」

長年の探究活動は
対外的にも評価

 高校では今年4月、「クエストカップ2025全国大会」で、進路探究部門(ロールモデル)グランプリを受賞しました。

「メンバーは周囲を巻き込み、それぞれが役割を担ってきました。その積み重ねが対外的にも評価されたことを誇りに思います」

 海外研修にも力を入れており、希望者対象のイギリス、オーストラリア、カナダ、セブ島研修や、グアムへの修学旅行など充実。異文化に触れ、英語力を高めるのに役立っています。

「実はこうした海外研修先でも、野鳥の観察や水質観測などを行っており、探究の場は海外にも広がっています」

 本校で6年間、探究や学びを重ね、多くの生徒たちが難関大学などに進学していきました。

「卒業後も力を貸してくれる卒業生は少なくありません。これも長年の積み重ねから生まれたいいサイクル。自ら考える力を養い、将来につながる力を得るための理想的な教育環境となっています」

外観

地元の自然や歴史の
理解を深め、
つながりを強化

 本校校舎の裏手には計40基からなる船戸古墳群があり、ここも貴重な学びの場となっています。また、平安初期の創建と伝えられる福満寺にもほど近く、歴史に詳しい住職にも話を聞きに行きます。

「本校の周囲には古墳や寺などがあり、農家の方々もいらっしゃいます。自然や歴史への理解を深めることで、地域への関心も高められます。また、竹林の活用法について地元農家と考えたり、手伝ったりする機会もありました。今後も地域との連携を深めていきたいと思っています」(森教諭)

森 寿直

森 寿直グローバル探究室長

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❶同じく校庭では、野鳥がネズミを捉える瞬間の撮影に成功❷中3修学旅行のグアムでは、水の調査も行う❸自問自答プログラムでは、観察、実験、研究、プレゼンテーションを行う❹「クエストカップ2025 全国大会」で、進路探究部門(ロールモデル)グランプリを受賞

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提供:二松学舎大学附属柏中学校・高等学校

選ばれる私学 “本物の先進教育” [首都圏共学実力校編校編]細田学園中学校・高等学校

〒353-0004 埼玉県志木市本町2-7-1 TEL.048-471-3255

詳しくはhttps://hosodagakuen.jp/juniorhighschool
高2の国際体験学習ではボストン(ハーバード大・MIT)&ニューヨーク(マンハッタン)を訪ねる
高2の国際体験学習ではボストン(ハーバード大・MIT)&ニューヨーク(マンハッタン)を訪ねる

さまざまなdots(原体験)を
通じて未来を創る力を培う
次世代型教育

初の卒業生(一期生)の
圧倒的な進学実績

 細田学園は大正デモクラシー最中の1921年(大正10年)に、「愛と奉仕」という建学精神のもと、女性の経済的自立を促すためにつくられた学校です。当時から「変化していく未来に必要な教育」を目指し、社会の変化に対応して、教育カリキュラムのブラッシュアップをくり返してきました。

 2019年からスタートした中高一貫教育も7年目を迎え、今年3月に1期生21名が細田学園を巣立っていきました。「6年一貫のカリキュラムを一通り終えて実感したのは、10代の子どもたちのエネルギーは、まわりにいる大人が適切にかかわることで、想像を超えた力を見せてくれるということです」(持田理事長)。

 初年度で、3人に1人が早慶上理・国公立大に進学という高い実績を残した同校。「この結果に多くの方が驚かれましたが、本校は偏差値を上げるための教育を行っているわけではなく、次世代を見据えた教育を大切にしてきました。私たちがしたことといえば、中学・高校の6年間にさまざまな人・こと・ものに出会える環境を用意し、学びの姿勢を示したに過ぎません。生徒たちが自分の“好き”に出会い、自ら目標を設定し、自発的に勉強をした結果、このような実績が生まれたのだと思います」(持田理事長)。

生徒たちのチャレンジを
支える絶対的な「安心感」

 この次世代を見据えた教育が、細田学園の学びの柱となっている「dots教育」です。dotsとは「原体験」を意味し、その人の考え方や生き方を形づくる経験をいいます。「人生の中でもっとも多くのことを学び吸収する中学・高校の6年間で、どれだけたくさんのdots(原体験)を得られるかが、その人の人生に大きな影響を与える、という考えから生まれた本校独自の教育カリキュラムです。細田学園で過ごす6年間は、学校生活のありとあらゆるところにdotsが散りばめられています。これらの原体験を通じて、『人間力』『未来創造力』『国際力・英語力』の3つの力を育んでいきます」(荒井校長)

 同校の低学年は1クラス30人前後の少人数編成。中1生が最初に学ぶのは、建学の精神である「愛と奉仕」を軸とする「人間力」です。愛と奉仕には、「人間性・勇気・意志」の3つの思いが込められています。この精神を体現するために身につけていくのが、「LPPICS(エルピックス)」。L=愛と奉仕、P=あいさつや時間管理などの生活習慣、P・I=ポジティブ・主体性、C=チャレンジ、S=感謝と反省、この5つの頭文字からなるもので、人として「愛せる人」「愛される人」になるための基本姿勢と考えています。

「10代の多感な時期は、本当はやりたいことがあっても、まわりを気にして恥ずかしいからやらないという子もいます。しかし、本校では『失敗してもいいから、まずはやってみてごらん』と生徒たちの背中を押しています。一歩の勇気が自信になり、さらにチャレンジしていく。この気持ちの支えとなるのが、学校全体に浸透している“安心感”です」(荒井校長)。

すべての学びのベースに
あるDITOメソッド

 変化が激しい時代。生徒たちが生きる未来は、どのような世界になっているのでしょうか。予想ができないなら、自ら未来を創る。これが同校が考える「未来創造力」です。「未来を創造するため」に取り入れているのが、同校独自の学びの手法「DITOメソッド」です(※欄外参照)。このサイクルを身につけることで、より多角的に、より深く、dotsを得られると考えます。

「ここで最も重要なのがDの問いを立てること。本校には週3時間、文部科学省の教育課程特例校制度で指定された「未来科」という独自の必修教科があり、探究活動を主とする「FDC(Future Design and Creation)プログラム」を数年かけて行っていきます。生徒たちは自ら興味関心を持ったことに対して、問いを立て、考えを巡らせるための知識を学び、思考を重ねていきます。ゲームが好きな子が学校の校舎をマイクラで作り、遠隔地からも細田学園を体験できるような仕掛けをつくったり、音楽が好きな子が学校の校歌をEDM風にアレンジしたり、歴史とお城が好きなグループが江戸城について考察を深めて論文を書き、さらに皇居/江戸城ツアーを外国人向けに企画して英語で実施したりと、さまざまなアイデアが生まれて、実際に行動に移しています」(山中教頭)。

中3からの海外留学に
多くの子がチャレンジ

 そして、最後に「国際力・英語力」です。グローバル社会が進む中、世界の共通語である英語の習得が重要なのは言うまでもありません。同校では海外の講師とオンラインでマンツーマンの英会話の時間を設けたり、中2〜高2の希望者を対象にイングリッシュキャンプを実施したりするなど、実践英語に力を入れています。また、中3・高1の希望者を対象に1年間の海外留学プログラムを用意しています。

「中3から高1にかけての1年間、海外留学ができる学校はまだ少なく、海外留学を視野に入れて本校に入学してくる生徒もいます。帰国後、大学受験にも十分間に合いますし、海外大学にチャレンジする生徒も出てきています」(山中教頭)。

 学校行事では希望制のフィールドワークも大人気で「瀬戸内モダンアートツアー」や「伊勢、熊野古道をめぐる旅」などテーマを絞った内容を、長期休みのたびに実施しています。合宿・宿泊行事、生徒主体の体育祭や文化祭、部活動など、さまざまなdots(原体験)が得られる6年間になっています。

「本校には土曜授業も、7・8限目授業もありません。水や栄養を与えすぎてしまうと植物の成長が伸び悩んでしまうように、与えすぎの勉強は生徒たちの可能性を狭めてしまうと考えているからです。受験のための勉強ではなく、さまざまな気づきをもたらすdotsを提供し、生徒たちが自ら学ぶ姿勢を身につけられるように道筋を示す。すると、やがて自分で目標を設定し、自ら人生を切り拓いていけるようになる、そう確信しています」(持田理事長)

外観
第1期生21名の大学進学先

第1期生21名の
大学進学先

 2019年からスタートした中高一貫教育。dots教育を最初に受けた第1期生21名がこの春、細田学園を巣立ち、それぞれの目指す道へ進みました。入学時は勉強があまり得意でなかった子たちも、自分の“好き”を見つけた途端、目指す目標が明確になり、勉強も頑張るように。大学合格数は東京科学大1名、国立大4名、早慶上理・ICU15名、GMARCH23名、海外大学1名と、圧倒的な実績を上げました。

持田 直人

持田 直人理事長・学園長

荒井 秀一

荒井 秀一校長

山中 聖子

山中 聖子教頭・理学博士

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❶自分の「好き」や「興味」にとことん向き合う探究プログラム❷ゲーム好きな生徒が学校の校舎をマイクラで表現❸瀬戸内モダンアート、❹熊野古道。自分の「好き」や「興味」に偶然出会う機会、フィールドワーク

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仲間と一緒に取り組んだ部活動で得た体験もdotsの一つに(写真はロボット部中学生ながらEne-1グランプリに出場し、みごと部門優勝)

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海外長期留学プログラムにチャレンジする生徒も多い

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提供:細田学園中学校・高等学校

※本コンテンツに記載されているサービス名、商品名、会社名は、各社の商標または登録商標です。

※DITOとは、学びのサイクルで、「Define(定義する)」→「Input(入力する)」→「Think over(熟考する)」→「Output(出力する)」という一連の行為をくり返すことです。

選ばれる私学 “本物の先進教育” [首都圏共学実力校編校編]大宮開成中学・高等学校

〒330-8567 埼玉県さいたま市大宮区堀の内町1-615 TEL.048-641-7161

詳しくはhttps://www.omiyakaisei.jp/
学年混合のチームが力を合わせて競技を楽しむフレッシュマン・ジュニアキャンプ
学年混合のチームが力を合わせて競技を楽しむフレッシュマン・ジュニアキャンプ

仲間との絆が力に変わる6年間
人間力と学力を磨く
大宮開成の教育

 1942年に設立され、2005年に中学校を開設した同校。現在は中高あわせて約2000人が在籍し、中学校から入学する中高一貫部と、高校から入学する高校部が、それぞれ別クラスで学んでいます。埼玉県内でも高い人気を誇る進学校で、東大・京大をはじめとする難関国公立大学、早慶・MARCHへの合格実績も堅調です。2025年度の中学入試では、延べ受験者数が3000人を超えるなど、その人気の高さがうかがえます。

「校訓である『愛・知・和』のもと、知識だけでなく、人間としての調和やバランスを大切にしています。学力向上、プレゼン力、主体性といった、社会で活きる力を育むことに力を入れています」と学年主任の出川英樹教諭は語ります。(以下同)

日常に息づく人としての成長
先輩後輩が「育ちあう」文化

 同校の人間教育の柱の一つが、先輩後輩の交わりです。学年を超えた交流の中で、思いやりや責任感が育まれます。入学前の春休み、緊張しながら登校した中1に、中3の先輩たちが付き添い、ロッカーの組み立てや校舎案内をサポート。新入生にとって先輩は安心できる存在で、先輩にとっても「誰かのために動く」貴重な体験となります。

「自分がしてもらったことを次の代へ引き継いでいく文化が根づいているのが本校の強みです」。4月の「フレッシュマンキャンプ」では、高校生が企画・運営を担い、自己紹介ビンゴゲームで会を盛り上げます。体育祭も中高合同で実施され、高校生が中学生にダンスの振り付けを教えるなど、6学年が一体となって取り組む姿は、まさに“育ち合い”の象徴です。

 また教員も教科や部活動を通じて、生徒一人ひとりの日常生活を丁寧に見守ります。中1・中2ではA4サイズのノート「プライド」、中3以降は手帳型の「フォーサイト」を使って、生活や学びをアナログで記録。多感な年頃の言葉にならない思いや変化を、文字から読み取る機会も少なくありません。

 このようにして築かれた絆は、卒業後にも繋がっていきます。

「2025年7月には、中高一貫部創立20周年を記念して、初の『ホームカミングデー』が予定されています。当日は、同級生との再会はもちろん、かつて指導を受けた先輩や後輩との交流も生まれることでしょう」

 6年間を共に過ごした仲間たちとのつながりが、卒業後も続いていく光景がきっと、同校の人間教育の確かさを物語る場になるはずです。

外観

中高6か年の学び
5つの「pride」

 同校は特色を5つ挙げています。開校以来続く①「プレゼンテーション教育」や、探究テーマとリンクして毎年行われる②「フィールドワーク」。探究力はもちろん、行動力も育てます。また、③「読書教育」では、令和6年度に高橋松之助記念“朝の読書大賞”を受賞。埼玉県初の快挙です。緻密なプログラムが組まれた④「英語教育」では、豊かな発信力・大学受験対応力の両方を充実させます。また、⑤「学びで遊べ!」をモットーとし、自らの学びを極める生徒も増加中。外部コンペやコンクールで力試しをする生徒がリスペクトされる風土が自慢です。

出川 英樹

出川 英樹学年主任

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❶体育祭では高校生が振り付けを考え中学生に指導❷職員室前の廊下にはホワイトボードがあり、放課後や休み時間には教員と生徒、生徒同士が教え合う❸担任の先生も一緒の給食時間は笑顔が広がる❹毎日のふり返りや目標設定を通じて、自分と向き合う習慣を育む「プライド」と「フォーサイト」

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提供:大宮開成中学・高等学校

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選ばれる私学 “本物の先進教育” [首都圏共学実力校編校編]狭山ヶ丘高等学校・付属中学校

〒358-0011 埼玉県入間市下藤沢981 TEL.04-2962-3844

詳しくはhttps://www.sayamagaoka-h.ed.jp/juniorhighschool/
中学1年生と2年生は農業体験が必修
中学1年生と2年生は農業体験が必修

探究と難関大学を目指す
学習習慣で生徒が希望する
進路を実現する

 創立65周年を迎えた進学校である本校。生徒のほとんどが大学進学を目標に掲げ、中高6年間をかけて難関大学をはじめ、自身が希望する進路に進学している。大学入試も多様化して総合型選抜も増えているなか、本校では探究学習はもちろんのこと、一般入試に向けた学習習慣定着のサポートも手厚い。

「一般選抜を突破できる、数値で測れる学力を育成する一方で、総合型選抜にも対応できる取り組みも両輪で行うのが当校の特徴の一つです」と話すのは教頭の大江先生。

「都会と郊外の境界にある学校の立地を生かし、中学1、2年では軽登山や農業体験実習を行います。土を触って農作業をする体験は大事なこと。幸いなことに高校入試がない本校の生徒は時間的にも余裕があり、中学3年間でさまざまな体験ができるようにカリキュラムが組まれています」(大江先生)

 また中学で学力が伸びる生徒が多いのも本校の強み。「朝ゼミや小テスト、夏期講習などを通じて自学自習の習慣が定着し、ぐっと数字を伸ばす生徒が少なくありません。個々の学力に合わせて学ぶことで自己成長につながることを実感できるようです。その結果、内進生の半数以上は難関大学を目指すようになります」(大江先生)

自己を理解し、将来を
見据えるコース選択

 高校からは希望進路に合わせて4つのコースを選択する。東大などを目指す難関国立進学コースのⅠ類、国公立や早慶上理などの難関校を目指す特別進学コースのⅡ類、学校生活も楽しみながら上位私立大を目指す総合進学コースのⅢ類、そしてスポーツや文化活動に全力を注ぐⅣ類。

「中高6年間の学校生活の集大成が大学受験になりますが、自身の将来を決めるには多く経験が不可欠です。たとえば中学3年で行う論文指導は自分の好きなテーマを発展させるもの。中学2年ではグループワークで『調べ学習』を行います。1年生は食をテーマに教員と対話しながら学ぶ機会などがあり、『問いを立てる』という学びに生徒の成長を感じます」と話すのは数学科の水元先生。

「中学3年時に行う『ポスターセッション』は、昨年は保護者を招いて行いました。堂々とプレゼンテーションする3年生に教員が驚いたほどです」(水元先生)

 東大合格も出ている内進生の“身につける力”は群を抜いていると言えるだろう。

学力推移調査で
埼玉県1位※1を獲得

 本校では、各学期に1回ずつ、年間計3回(3年間で9回)、ベネッセが行っている模試「学力推移調査」を受験している。生徒の学習習熟度に合わせ、丁寧に学びのフォローを行うことで確実に学力を伸ばしているのが本校の特徴だが、調査の結果から自校でデータをまとめたところ、偏差値上昇率が県内トップレベル※2という実績が示された。2024年度の3科目調査では、中学1年の偏差値は+4.6ポイント上昇(128校中1位)、2年生は+5.7(123校中1位)、3年生は+2.5(102校中18位)という結果に(いずれも1回目から3回目の偏差値上昇率で比較。1都3県での調査)。生徒が着実に学力を伸ばしていることが数字でも実証されている。

※1:中学1年・2年
※2:ベネッセ模試「学力推移調査」自校分析より

大江 基史

大江 基史教頭
地理歴史・公民科教諭

水元 皓太

水元 皓太数学科教諭
進路指導部

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❶総合探究「ポスターセッション」では自身でテーマを決め、論文としてまとめる❷探究授業では外部連携も積極的に❸自主学習が身についている内進生❹ベルーナドームで行われる体育祭は一大イベント

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提供:狭山ヶ丘高等学校・付属中学校

※本コンテンツに記載されてい会社名、サービス名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

選ばれる私学 “本物の先進教育” [首都圏共学実力校編校編]武南中学校・武南高等学校

〒335-0002 埼玉県蕨市塚越5-10-21 TEL.048-441-6948

詳しくはhttps://www.bunan.ed.jp/j-highschool/
約1週間の行程でカンボジアとベトナムを訪れ、異文化に触れる貴重な体験を重ねる
約1週間の行程でカンボジアとベトナムを訪れ、異文化に触れる貴重な体験を重ねる

本物に触れて育む異文化理解
プログラム
「BUNAN INNOVATION」

 1963年創立の武南学園の建学の精神「自主・自立・自学・協同」を受け継ぎ、2012年に併設型中高一貫校として開校した同校。独自の異文化理解プログラム「BUNAN INNOVATION」を通じて、世界で活躍できる人材の育成を目指しています。2025年度は多様な入試方式を導入し、受験者数も増加するなど注目を集めています。

 本物の体験を重視する同校では、中学3年間でおよそ20回に及ぶフィールドワークを実施。社会、理科、美術、古典芸能など、多様なテーマに沿って行われる体験型学習は、事前・事後の学習も充実しており、学びの深さを支えています。

「異文化フィールドワーク」は中学2年全員が参加します。「英語が通じるかどうかではなく、現地の空気や文化を肌で感じることが大事」と語るのは、英語科の神殿朋宏教諭です。訪問先のカンボジアとベトナムでは、現地の人々と生活を共にし、文化や食に触れる体験を通じて、真の国際理解を深めます。学校交流や平和学習、遺跡修復といった活動も含まれており、「単なる語学研修ではありません。英語はあくまで一つのツール。本当に大切なのは、現地で誰とどう過ごすかです。全員参加型の海外研修は、全国的にも珍しい取り組みではないでしょうか」(神殿)

本物の体験から生まれる
“気づき”と“学び”

 リアルな体験は生徒の心を大きく動かします。一貫部の卒業生で、国語科の木下みのり教諭は、「現地に図書館がないと知って、自分の教育環境がどれほど恵まれているかに気づいた」と振り返ります。「教員を志した原点にフィールドワークがあります。体験しなければわからないことばかりで視野が大きく広がりました」(木下)

「当時から珍しく、一人一台端末の環境が整っていました。どの先生も生徒のことをよく見てくれて、誰にでも安心して相談できる空気がありました」と木下教諭が話すように、伸び伸びと過ごせる校風は今も変わっていません。現中1は3クラス、1クラス約30人のちょうどよい規模で、一人ひとりの個性に寄り添った教育が行われています。

「大人の想像を超える社会が待っているからこそ、子どもたちにどれだけの経験をさせてあげられるかが大切」と神殿教諭は語ります。成功も失敗も含めて、それぞれの体験を学びに変えられる同校。「何かを探したい、未知の世界を楽しみたいお子さんをお待ちしています」(神殿)

独自のSTEM教育

独自のSTEM教育
「B-STEM」

 同校独自のSTEM教育「B(武南)-STEM」は、埼玉大学STEM教育研究センター所長・野村泰朗准教授が監修したオリジナルカリキュラムに基づく先進的な学びです。これまでにも段ボール車の自動走行やデータサイエンスなど先進的な授業を実施。2024年度は、理科と技術の連携授業で「電流と磁界」の仕組みを実験で探究し、社会と数学を組み合わせた授業では、社会意識調査のデータ分析を通じて、情報を読み解き、課題を多角的に捉える力を育てました。教科を越えた学びは、生徒に「自分で考える力」「答えのない問いに向き合う姿勢」を培い、思考力や表現力を重視する大学入試への対応力としても大いに期待されています。

神殿 朋宏

神殿 朋宏中学入試広報主任
・英語科教諭

木下 みのり

木下 みのり国語科教諭

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❶現地の暮らしに触れ、五感で学ぶカンボジア研修フィールドワーク❷高2のアメリカ研修。現地の生徒と肩を並べて授業に参加❸アジア研修に向けて、中2が国内フィールドワークでユニセフハウスとJICA地球広場を訪問❹開放感あふれる“壁のない教室”。自由な学びの空間が生徒の発想力と対話を引き出す

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提供:武南中学校・武南高等学校