〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-3-6 TEL.03-6383-3751
詳しくはhttps://www.kandajogakuen.ed.jp/
多言語習得など、
グローバル教育を重視
独自の探究学習で、主体性を育む
「誠愛勤朗」という教育理念を掲げ、創立135年という伝統ある同校。思考の基本となる「確かな基礎学力」を身につけた上でのグローバル教育や多言語習得、探究学習には定評がある。
「近年、英語や多言語教育に魅力を感じて入学した生徒たちの学びの意識の高さが学校全体の統一感にもつながり、それが進学実績にも現れています」(奥田礼章広報部部長)
2025年度は東京外国語大学、国際教養大学、上智大学、立命館アジア太平洋大学などの合格実績があり、延世大学や梨花女子大学(韓国)など海外の大学にも進学を果たした。
同校では英語に加え、中学3年から第二外国語(中国語・韓国語・フランス語の中から一つ)が必修。卒業時には3カ国語で相互理解を図れる力をつけることを目指している。海外留学制度にも力を入れ、高校のグローバルコースでは半年〜2年の中長期留学を実施。ダブルディプロマプログラムでは現地校の卒業資格も取得可能だ。
同校を運営する学校法人神田女学園は新たに「神田女学園グローバル教育研究所」(K-GEL)を創設。これは海外の最新の教育手法や事例を学び、その成果を発信する研究機関で、ここでの研究活動は今後、同校のグローバル教育にも反映されることになるという。
独自の探究学習
「NCLプロジェクト」
また、探究活動「NCL(ニコル)プロジェクト」も特徴の一つ。主体的に行動して深く考える力を養い、社会の最適解を探究していくことを目的としている。NCLは、Nature(自然)、Culture(文化)、Life(生命)の頭文字を取ったもので、これらに関わるテーマを設定し、情報やデータを収集しながら論文作成や、プレゼンテーションを行い、探究を深める。
「自分の考えを相手に伝えるスキルは役に立っているようで、卒業生が『大学のレポートや発表が楽に感じる』と報告してくれました」(奥田)
20〜30代の意欲的な教職員が多く、生徒との距離感が近いことも、同校をより活気あるものにしている。
「多言語やグローバル、探究の学びは大切にしつつ、新たにAIの導入を進めています。学習や教育指導での活動に加え、生徒たちも授業などを通して活用し、AIリテラシーも高めていきます」(奥田)


学校全体で
英検®取得率をアップ
同校では英語教育を重視し、習熟度別授業を導入している。8単位のうち4単位は日本人による文法、4単位がネイティブによる英会話や4技能(聞く、話す、読む、書く)で、基礎学力を身につけていく。さらには、学内で年3回英検®を実施し、今年、中学3年の英検®3級取得率は85%、うち準2級以上取得者は55%となった。
「全校生徒が英検®を受験するようになり、合格への意識が高まっています。2次面接対策でネイティブ教員とのマンツーマンレッスン(20分)も行っており、取得率向上を目指します」(奥田)

奥田 礼章広報部部長

❶ネイティブ教員が多数在籍❷「NCLプロジェクト」でのプレゼンテーションの様子❸全国各地75大学と高大連携の関係があり、亀田医療大学では看護体験を行った❹大学受験の小論文や面接対策も手厚く実施
提供:神田女学園中学校高等学校
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
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