国士舘大学 世田谷キャンパス(政治学研究科、経済学研究科、経営学研究科、工学研究科、法学研究科、総合知的財産法学研究科、人文科学研究科)
国士舘大学 世田谷キャンパス(政治学研究科、経済学研究科、経営学研究科、工学研究科、法学研究科、総合知的財産法学研究科、人文科学研究科)

 国士舘大学大学院は、1965年に政治学研究科と経済学研究科を開設以来、時代とともに高度な教育研究を推進してきました。現在では、10研究科を設置し、高度な理論探究と実践的研究との両面から真理を究明し、それぞれの分野におけるプロフェッショナルの養成を目指しています。また、社会人入試を各研究科で行っており、研究意欲の高い社会人を積極的に受け入れています。

●社会人向け選考の特徴

修士課程(一部の研究科を除く)では、社会人選考試験を各研究科で実施しています。一般選考試験に比べ試験科目を軽減し、面接を重視しています。また、授業料を一般選考区分より10万円減免しています。

●教育訓練給付制度の適用

修士課程の「政治学専攻」「経済学専攻」「経営学専攻」「法学専攻」「総合知的財産法学専攻」「機械工学専攻」「電気工学専攻」「建設工学専攻」「教育学専攻」「グローバルアジア専攻(ビジネスコミュニケーション分野)」「スポーツ・システム専攻」「救急救命システム専攻」は、厚生労働省から教育訓練講座の指定を受けており、所定の条件を満たすことで給付金を受けることができます。

●教員専修免許状の取得

各研究科(経営学および救急システムを除く)において、教職に関する所定の単位を修得することにより、中学校専修免許状および高等学校専修免許状が取得可能です。また、人文科学研究科教育学専攻は、幼稚園教諭および小学校教諭の専修免許状も取得可能です。

※専修免許状は、既に1種免許状を取得していることが条件となります。免許教科の種類については事前にご確認ください

■国士舘大学大学院 10研究科の概要

○政治学研究科 政治学専攻[修士、博士]

政治学研究科は、専門的な研究者や教育者の養成を目指し、政治の主要分野をはじめ、政治行政やアジアを取り巻く政治・文化をテーマにした問題にも取り組んでいます。また、高度な専門的知識を身につける社会人のリカレント教育の場として活況を呈するとともに、教員免許の専修免許状も取得できます。【昼間・夜間/土曜日開講】

○経済学研究科 経済学専攻[修士、博士]

経済学研究科は「公正でしかも学生に親切、そしてオープンで先進的な大学院」という理念を掲げ、魅力ある研究科作りに積極的に取り組んでいます。修士課程では、研究者養成のほかビジネスの場において「ハイ・ポテンシャル(高能力)なビジネスパーソン」の育成を目指しています。また、本研究科では税理士の養成にも力を入れています。「税法」に関するテーマで修士論文を完成させた場合、税理士国家試験科目の一部免除申請ができます。【昼間・夜間/土曜日開講】

○経営学研究科 経営学専攻[修士、博士]

経営学研究科は、経営・会計の高度職業人および研究者の養成を目指しています。「経営コース」と「会計コース」を設け、最新の経営理論・研究成果・ケーススタディを学ぶ授業を通じて、実社会で活躍する社会人のリフレッシュ教育を行っています。経営グローバル化に対応する教育・研究も行っています。また、「会計学」に関するテーマで修士論文を完成させた場合、税理士国家試験科目の一部免除申請ができます。【昼間・夜間/土曜日開講】

○法学研究科 法学専攻[修士、博士]

法学研究科の修士課程では、「スポーツ法コース」「税法・ビジネス法コース」「基幹法コース」の3コース制を導入しています。社会の要請に応えて、より高度の法理論および実務理論の教授・研究を通して、高度な専門職業人の養成に取り組んでいます。特に、税務や登記をはじめ、財産管理、少年問題、その他の法的仕事に従事している職業人を、社会人学生として積極的に受け入れ、法理論に裏付けられた事務処理能力を身につけられるように指導しています。また、「税法」に関するテーマで修士論文を完成させた場合、税理士国家試験科目の一部免除申請ができます。【昼間・夜間/土曜日開講】

世田谷キャンパス アトリウム
世田谷キャンパス アトリウム

○総合知的財産法学研究科 総合知的財産法学専攻[修士]

法律の基礎である憲法、行政法、民法、民事訴訟法などを修得した上で、経営学や工学などを包括的に学ぶことで、知的財産法の専門家を育成しています。内外で知的財産の実務に携わる専門家を教授陣に迎え、理論と実践の融合を図る指導を行っています。特許事務所における実務研修「エクスターンシップ」も取り入れています。また、修士論文のテーマを、例えば著作権法・不正競争防止法関連にした場合は、弁理士国家試験の2次試験における選択科目の免除を受けられることがあります。【昼間・夜間/土曜日開講】

○工学研究科 機械工学専攻/電気工学専攻/建設工学専攻[修士]、応用システム工学専攻[博士]

工学研究科は、基礎学力を身につけ、優れた応用開発能力を有し、創造性豊かでユニークな技術者、研究者の養成を目的としています。修士課程では、機械工学専攻、電気工学専攻、建設工学専攻を設置し、各専攻に3~5コースを設けています【昼間・夜間/土曜日開講】。また博士課程にはより広い視野から、それぞれの専門的知見を発展できるように、修士3専攻を統合する形で応用システム工学専攻のみを設けています。【昼間/土曜日開講】

○人文科学研究科 人文科学専攻/教育学専攻[修士、博士]

人文科学研究科は人文科学の諸分野研究を究められるように、修士課程および博士課程から構成されています。修士課程では研究能力開発とともに時代の要請に応える高度な知見を身につけた職業人の養成を目指し、博士課程では特に研究者養成に力を入れています。【昼間・夜間/土曜日開講】

多摩キャンパス(スポーツ・システム研究科、救急システム研究科)授業風景
多摩キャンパス(スポーツ・システム研究科、救急システム研究科)授業風景

○スポーツ・システム研究科 スポーツ・システム専攻[修士、博士]

修士課程並びに博士課程に、スポーツ教育コースとスポーツ科学コースを設置し、競技スポーツから生涯スポーツまで、多種多様なスポーツ事象を研究対象とし、院生の興味や関心に応じた研究活動ができる環境を整えています。世界各国・地域が抱えるスポーツの諸問題をシステム的にとらえ、それを解決できる高度職業人や研究者を目指すことができます。【昼間・夜間/土曜日開講】

○救急システム研究科 救急救命システム専攻[修士、博士]、救急救命システム専攻(1年コース)[修士]

救急システム研究科は、医師や看護師、救急救命士といった病院前救急医療に携わる国家資格有資格者に対する高度な教育と研究を行うことを主眼としています。現在の病院前救急医療体制における多種多様な事象を研究対象とし、各自の興味・関心に沿って研究を行うことができます。日本のみならず、世界各国・地域が抱える病院前救急医療に関する諸問題をシステム的にとらえ、それを解決できる専門能力と豊かな学識を有する高度専門職業人の育成を目指しています。【昼間・夜間/土曜日開講】

国士舘大学 町田キャンパス(グローバルアジア研究科)授業風景
国士舘大学 町田キャンパス(グローバルアジア研究科)授業風景

○グローバルアジア研究科 グローバルアジア専攻[修士]、グローバルアジア研究専攻[博士]

グローバルアジア研究科では、グローバル化が深まるアジアを研究対象とするため、経済学、経営学、歴史学、国際関係論、言語教育、文化研究、先史学、考古学、保存科学、文化政策論といったさまざまな学問領域が連携・融合する、総合的かつ先端的な研究に取り組むことができます。現代世界の複雑性と流動性に対処するための基本概念として、「コミュニケーションの重要性」に改めて注目しており、経済やビジネスコミュニケーション上のつながりの拡大、共通言語の確立、文化遺産の共有という「新しいグローバルなコミュニケーションシステム」の構築に関わる3分野を最重点においた教育・研究を展開しています。【修士:昼間/土曜日開講、博士:昼間開講】

☆各研究科の詳細や2021年度入試情報は、国士舘大学大学院公式ホームページでご確認ください

【お問い合わせ】
国士舘大学 教務部 大学院課
所在地:〒154-8515 東京都世田谷区世田谷4-28-1
TEL:03-5481-3140

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提供:国士舘大学大学院