相次ぐ企業の不正 行動経済学者が指摘する原因とは? (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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相次ぐ企業の不正 行動経済学者が指摘する原因とは?

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見られてるという環境が不正を止めることも(※イメージ写真)

見られてるという環境が不正を止めることも(※イメージ写真)

 アメリカの行動経済学者のダン・アリエリーさんは人間の不正には八つの原因があると言う。一つが「自分が不正をしても、得をするのは自分ではなく他人」という場合だ。

 神鋼の場合、データを書き直して得をするのは会社で、書き直した人ではない。その人は「不正はしたけど、私は得したわけじゃない」と心の中で言い訳しやすい。

 イギリスの実験では、コーヒー代金を入れる箱の前に、人の目の写真を貼ると、花の写真を貼っていたときより、正直にお金を入れる人が多かった。見られているという環境がそうさせたわけだ。

 できればラクをしたい。人はその誘惑に弱い。それが不正を生む。だから、不正の防止には誘惑に負けないような工夫が必要というわけだ。(朝日新聞編集委員・多賀谷克彦)


■神戸製鋼所の主な納品先(約500社)

<自動車・自動車部品>
トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、スズキ、マツダ、三菱自動車、スバル、ゼネラル・モーターズ(米国)、ヤマハ発動機、デンソー

<航空機・重機>
ボーイング(米国)、三菱航空機(MRJ)、三菱重工業、川崎重工業、IHI、島津製作所

<鉄道、造船>
JR東日本、JR東海、JR西日本、三井造船

<電機>
ダイキン工業、三菱電機、日立製作所、パナソニック

※月刊ジュニアエラ 2018年1月号より


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