小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』で連載中の「パックンの今すぐ通じる英会話」。今回は「birthday suit」です。
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誰にでも一年に一度来るものといえば……そう、誕生日! ということで、11月はぼくの誕生日もあることだし(!)、誕生日によく使うフレーズを覚えよう。
まずは、定番中の定番“Happy Birthday!”(お誕生日おめでとう!)。これはみんな知ってるよね。言われた人は、“Thankyou”(ありがとう)と答えてね。
そしてもうひとつの定番フレーズが、“How old are you?”(何歳になった?)。聞かれたら、“Twelve”(12歳)と、年齢の数字だけでもいいし、“I'm twelve years old”(12歳です)のように文で答えてもいいよ。
誕生日には、birthday present(誕生日プレゼント)の話題も欠かせない。「誕生日に何がほしいの?」は“What do you want for your birthday?”。
それから、日本でもやる人がいるけど、アメリカでは必ずbirthday cake(誕生日のケーキ)のろうそくを、願いごとをしながら吹き消すんだ。で、吹き消した後によく聞かれるのが、“What did you wish for?”(何をお願いしたの?)。でも、願いごとは人には言わないのが基本。だから、“I can't tell you”(言えないよ~)とか“Don't ask me that”(そんなこと聞かないで~)って答えたりするよ。
その日が誕生日の人を、英語ではbirthday boy/birthday girlと呼ぶ。直訳すると誕生日少年/誕生日少女なんだけど、相手が大人でもboy、girlを使うよ。
では、突然ですがクイズです。birthday suitってな~んだ? 「誕生日のスーツ」ってことなんだけど……。
正解は、は・だ・か! 誕生したときに着ていたもの=はだか、だからね。ふつうに「はだか」っていうよりちょっとおもしろくて上品な感じかな。
※月刊ジュニアエラ 2017年11月号より

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