「負けたら恥ずかしい」は思い込み! 本当に気にすべきこととは? こなやみ相談室 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「負けたら恥ずかしい」は思い込み! 本当に気にすべきこととは? こなやみ相談室

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石原壮一郎(いしはら・そういちろう)/1963年、三重県松阪市生まれ。コラムニスト。『大人力検定』など、大人をテーマにした著書たくさん。最新刊は『大人の人間関係』(撮影/大嶋千尋)

石原壮一郎(いしはら・そういちろう)/1963年、三重県松阪市生まれ。コラムニスト。『大人力検定』など、大人をテーマにした著書たくさん。最新刊は『大人の人間関係』(撮影/大嶋千尋)

 子どもでも、いや、子どもだからこそ、小さな悩みをだれに相談していいかわからず、一人で抱え込んでしまうもの。そんなときはぜひ、聞かせてください。ズバッと解決してみせましょう。小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』で連載中の「小さなことでも気軽に! こなやみ相談室」。今回は「運動会がゆううつ」という相談。回答者はコラムニストの石原壮一郎さんです。

【Q】もうすぐ運動会です。足が遅い僕にとっては、いちばんゆううつな行事です。できれば走らずにすませたいです。何かいいアドバイスをお願いします。(翔太さん 福岡県/11歳)

■負けるのは恥ずかしいという思い込みから解放されよう!

 自慢じゃありませんけど、私も運動会の徒競走では、毎回ほぼビリでした。

 負けるというのは、なかなかいいものです。ビリがいなかったら、1位や2位に脚光が当たることもありません。徒競走のルールの中では「勝ち負け」がつきますが、運動会の参加者という大きな枠組みで見れば、果たしている役割や貢献度はあくまで同等です。

 きみがゆううつなのは、「1位や2位になれないのは恥ずかしい」という思い込みに縛られているから。恥ずかしいと思っているのは自分だけで、大半の友達はきみが何位だろうが気にしていません。こっちだって、誰が何位かなんて気にしてないし、ビリの友達を軽蔑することもないはず。

 たまになんか言うヤツがいたとしても、そいつは順位に無意味に縛られて、どうでもいい優越感を覚えたいから。いわば気の毒なヤツです。手を抜くのは最悪ですが、一生懸命に走った結果だったら、何位だろうが笑っていればいいんじゃないでしょうか。

 徒競走以外でも、たいていの「勝ち負け」に大きな意味はありません。自分なりに頑張れたかどうか、そこを気にしましょう。

※月刊ジュニアエラ 2018年10月号より


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