偏差値だけに頼らない中高一貫校選び2025

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選ばれる私学 “本物の先進教育” [関西実績校編]探究・学びの基盤を育成 履正社中学校・高等学校

〒561-0874 大阪府豊中市長興寺南4丁目3番19号 TEL.06-6864-0456

詳しくはhttps://riseisha.ed.jp
本館正面階段前:阪急宝塚線、大阪メトロ御堂筋線、北大阪急行でアクセスができる履正社の学び舎。2017年に完成した新校舎、総合体育館、広々とした人工芝グラウンド等が「のびのびすこやかな」成長をバックアップします
本館正面階段前:阪急宝塚線、大阪メトロ御堂筋線、北大阪急行でアクセスができる履正社の学び舎。2017年に完成した新校舎、総合体育館、広々とした人工芝グラウンド等が「のびのびすこやかな」成長をバックアップします

学園全体の教育活動を高度化する
「学術基盤センター」を新設

 同校は2024年4月から従来の教務組織とは別に新たな校内組織として「学術基盤センター」を新設した。その目的は①世界にひらかれた視野を持つ人材を育成する教育プログラムを開発する②主体的な学習者を育成する探究的な学びをデザインする③全ての生徒や教師の学びを支え、学園全体の教育活動を高度化する、の3点だ。

 経緯について同センター長の松本浩欣先生はこう語る。

「たとえば論文を書く場合、知識だけでなく、何が課題かを見つける力、収集した資料を読み解く力、調べた結果を論理的にわかりやすく伝える技術などが求められます。これらの力はどんな科目にも共通する学びの基盤となる能力です。これまでは各教科の担当が逐次これらを教えてきましたが、教員の多忙化や非効率を招いていました。そこで学術の土台となるこうした力を専門的に研究し、校内で情報を共有して教員や生徒の学びを下支えするようにしました」

「ここが世界だ」と実感できる
多言語多文化教育

 センターは「多言語多文化」「図書館情報」「言語技術」「探究」の4教育部で構成。それぞれの部がめざすのは何だろうか。

 多言語多文化教育部ではインドネシアの生徒との交流会開催、オーストラリアやマレーシアの大学との提携などを通じ、校内にいながら世界中の多様な文化や価値観に触れる機会を作る。

「世界は外にあるのではなく、今私たちが立っているここが世界だと実感できるよう、環境を整えていきたい」と松本先生は力を込める。

 図書館情報教育部ではICTを含む情報リテラシーを深める。例えば研究の際の引用や参照のルール、著作権などの扱いだ。

 言語技術教育部では、豊富な指導実績を持つ、つくば言語技術教育研究所の指導、監修のもと、世界標準の母語教育=言語技術教育を実施。すでに同校では23年度から言語技術教育を中高一貫カリキュラムに取り入れている。

「論理的な文章がすぐに書けるようになるなど、生徒たちの言語技術は着実に伸びているとの手応えをつかんでいます」

 探究教育部では、物事の本質を探り、課題を主体的に解決していく探究的学びを全ての教育活動に取り入れていく。

「学びの基盤となる力を中高の6年間で系統立てて修得することで、高校を卒業するころには大学生にも負けない学力がついているはずです」

外観

アメリカの大学へ推薦
入学が可能なDDP

 学術基盤センターが2024年度から始めた活動の一つがアメリカの名門進学校と提携した「U.S.Dual Diploma Program(DDP デュアル・ディプロマ・プログラム)」だ。これは同校に通いながら2年間、オンラインのライブ授業を受講するなどしてプログラムを修了すれば、高校卒業時にアメリカの高校の卒業証書が授与され、修了生は全米のハイランキング(トップ2〜8%)18大学への推薦入学が100%保証されるというもの。受講には英検®2級以上の英語力が必要だが、進学先の新たな選択肢として注目されている。

松本 浩欣 学術基盤センター センター長

松本 浩欣学術基盤センター
センター長

画像

❶4号館校舎❷DDP校内説明会の様子❸図書館入口❹言語技術教育:授業風景の一コマ

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提供:履正社中学校・高等学校

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
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選ばれる私学 “本物の先進教育” [関西実績校編]セルフ・リーダーシップ 東山中学・高等学校

〒606-8445 京都府京都市左京区永観堂町51 TEL.075-771-9121

詳しくはhttps://www.higashiyama.ed.jp/
世界大会に出場したラストヒガシヤマーズのメンバー。各々が意見を出し合い、課題解決のために行動できる、抜群のチームワーク
世界大会に出場したラストヒガシヤマーズのメンバー。各々が意見を出し合い、課題解決のために行動できる、抜群のチームワーク

「セルフ・リーダーシップ」を
身につけ未来を切り拓く

 同校は教育目標として「セルフ・リーダーシップ」を掲げている。これは「自ら情熱と主体性をもって行動し、目標を達成し、夢を実現させる力」のこと。興味関心のある分野を深く掘り下げ、セルフ・リーダーシップを発揮できるよう、同校には探究学習の機会が部活動、学校行事などに整えられている。

 中1から高2まで約80人の生徒たちが所属する「ロボット研究会」もその一つだ。同研究会で結成した「ラストヒガシヤマーズ」は2024年4月、米テキサス州ヒューストンで開催された国際的なロボット競技会「FIRST® LEGO® League Challenge」に日本代表として出場し「Robot Design Finalist」受賞という快挙を成し遂げた。

 メンバーは全員、中学入学時に初めてロボットに関心を持った生徒ばかり。熱中して取り組むうちに実力をつけ、22年と23年には全国大会に出場した。

「23年2月の全国大会では『Rising All-Star Award』という賞はもらったものの、すごく悔しくて…。どうしたらもっと強くなれるのか、みんな必死で研究しました」(メンバーの一人・玉手崇磨さん)

 その結果、三度目の出場となった24年2月の全国大会で見事優勝。日本代表として世界大会への切符を勝ち取った。

「思い通りに動かない!」
課題を見つけ、みんなで克服

 世界各国から152チームが集った世界大会の競技は「ロボットゲーム」と「プレゼンテーション」で構成される。前者はレゴなどで作った自律型ロボットを用いて制限時間(2分30秒)内に15のミッション攻略をめざす。後者は大会から事前に出されたテーマを研究し、専門家の前で問題解決策を英語で発表する。

 世界各国から152チームが集った世界大会の競技は「ロボットゲーム」と「プレゼンテーション」で構成される。前者はレゴなどで作った自律型ロボットを用いて制限時間(2分30秒)内に15のミッション攻略をめざす。後者は大会から事前に出されたテーマを研究し、専門家の前で問題解決策を英語で発表する。

 日本国内では負けなしだった「ラストヒガシヤマーズ」だったが、世界の舞台ではミッションをクリアできないことが何度も続いた。

「何が原因でうまくいかんのやろ?」。メンバーたちは競技の合間、階段の踊り場に集まって改善策を話し合った。そのうち「本番会場のスポットライトが強くてバグが発生する」ことが判明。「それが原因や!」「ならばこうしよう」と即行動開始。そして、不具合を直して再び競技に臨み、高得点を出すことができた。

 英語でのプレゼンも、事前に想定される質問を考え、どういう表現ならよりよく審査員たちに理解してもらえるか、英訳をして覚え、寸劇も取り入れてわかりやすく伝わるよう工夫した。そのようにメンバー全員で力を結集して臨んだことが、世界大会初出場での受賞へと繫がった。

「思ったとおりに動かない事態に直面した時、どうしたらいいのかをみんなで考え、課題を乗り越えて、最後はベストパフォーマンスで終わることができました」(山本教諭)

「その姿は横で見ていてとても格好よかったです」(若林教諭)

 リーダーの中島健太朗さんは「海外の仲間たちからおおいに刺激を受け、素晴らしい体験ができた」と振り返る。

 将来の夢をメンバーたちに尋ねると「ソフトウェア開発エンジニア」「航空機の開発者」「ゲームプログラマー」などの返事が次々とすぐに返ってきた。彼らが同校で身につけたセルフ・リーダーシップは必ずや未来を切り拓く力になるはずだ。

左から 若林 一優 山本 晃弘 ロボット研究会顧問・数学科教諭

若林 一優  山本 晃弘ロボット研究会顧問・数学科教諭

画像

❶世界大会に出場したラストヒガシヤマーズのメンバー。各々が意見を出し合い、課題解決のために行動できる、抜群のチームワーク❷中央左の赤と黒のトロフィーが世界大会で獲得したもの。中央右は全国大会で獲得した優勝カップ❸米テキサス州ヒューストンで開催された世界大会の様子❹世界大会にて英語でプレゼンするメンバー

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提供:東山中学・高等学校

選ばれる私学 “本物の先進教育” [関西実績校編]自分の力で、輝く。洛星中学校・高等学校

〒603-8342 京都府京都市北区小松原南町33 TEL.075-466-0001

詳しくはhttps://www.rakusei.ac.jp/
新入生登校風景
新入生登校風景

自ら学び、本物に触れ、
自分の力で輝ける人に

 本校は1948年、ヴィアトール修道会によって設立されたカトリック・ミッション・スクールです。創設者のルイ・ケルプ神父の遺志を継ぎ、「こころ(徳力)、あたま(地力)、からだ(行動力)をもった青年の育成をめざし、質の高い全人教育を行なっています。

 例えばあなたに大切な人がいるとします。その人が困っていたら助けたいと思うでしょう。でもその思い(こころ)だけでは不十分で、知識や技術(あたま)、それに行動力(からだ)が必要です。それら3つのバランスを保った成長を大切にしています。

 入学後、まずは生徒心得の5つ(静粛、礼儀、時間厳守、美化整頓、公共心)を実行できるようしっかりと指導します。特に挨拶は他者と人間関係を築く第一歩。これらの心得は相手を思いやり、誠実に接する隣人愛にも通じることです。

キャッチフレーズは
「自分の力で、輝く。」

 今年度からの新たな取り組みとして、自学自習の習慣を確立し、基礎学力の定着をはかるための「放課後学習サポートシステム(ELC)を導入しました。ここでは部活動の後など放課後の時間を有効に使って、授業内容に沿った復習や予習などができ、常駐する運営スタッフに理解できなかった点や悩みなどを相談することもできます。生徒一人ひとりの進捗状況に合わせた学習支援のしくみです。中高6年間を通じて、受け身ではなく能動的に自ら考え実践する習慣をしっかりと身につけてもらうことを目的としています。

 一昨年から実施している中1生を対象にした滋賀県高島市での研修旅行(1泊2日)も毎年の恒例行事になりました。郷土愛あふれる地元の方々から自然の豊かな恵み、命の巡りなどの話を聞き、農作業も体験します。里山で味わう「豊穣」は「人間も自然の一部であり、自然への責任を持っている」とする「エコロジカルな霊性」の気づきへと繋がるはずです。

 設立母体のヴィアトール修道会は今年3月末で国内の宣教活動を終えることになりましたが、学園設立当初からの私たちの願いは、自分の力でキラキラと輝き、成長し続け、その光を見た隣人や世界の人たちを勇気づけられるような存在になってほしいということ。その想いはこれからも変わることはありません。無限の可能性に満ちた生徒たちの心に種を蒔き、親身に寄り添ってまいります。

外観

視野を広げ、本物の
学びを深める研修旅行

 同校の大きな年間行事の一つが中3と高2の研修旅行だ。中学では3泊4日で長崎の原爆資料館などを見学。被爆者から戦争体験談を聞き、浦上天主堂でミサを行う。「核兵器を作ったのも平和をもたらすことができるのも同じ人間。生徒たちは旅行を通じて人間の愚かさや平和のありがたさなどを実感してもらいます」(小田校長)。高校では5泊6日で北海道へ。自然の雄大さ、アイヌ民族の歴史などに触れる。「視野を広げ、本物の学びを深めるとてもいい機会となっています」(同)

小田 恵 校長

小田 恵校長

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❶入学後初めてのイベント、中学1年生の研修旅行❷2024年度より導入したELC(放課後学習サポートシステム)❸新学期の始まりを祝福するかのように満開の洛星シバザクラが咲き誇っています。道行く人や観光客の方が足を止めてカメラを構えるほどの美しさ。ぜひご覧ください!

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提供:洛星中学校・高等学校