偏差値だけに頼らない中高一貫校選び2025

企画・制作/株式会社シーエム〈PR〉

TOP INTERVIEW 校長が語る変わる教育、変わらない教育

Gakushuin Girls’ Junior & Senior High School 学習院女子中・高等科

〒162-8656 東京都新宿区戸山3-20-1 TEL.03-3203-1901(代)

詳しくはhttps://www.gakushuin.ac.jp/girl/

学習院女子中・高等科 外観

生徒は誰もが「ダイヤモンドの原石」
伝統を礎に先進的な学びを追求

 本校は、1885年の創立から約140年、「磨く」ということを大切にしている学校です。基盤となっているのは、明治20年に皇后陛下(昭憲皇太后)から授かった御歌「金剛石・水は器」です。この御歌には、自分を磨き、すぐれた友と互いに磨きあって成長することの大切さが説かれています。本校で学ぶ生徒は誰もがダイヤモンドの原石であり、教員も生徒一人ひとりにしっかりと向き合います。

 学校生活では、第18代の学習院院長安倍能成先生の「正直と思いやり」の言葉を指針に、豊かな人格の育成を目指しています。環境が人をつくるとの観点から、緑豊かな自然の中に、ゆとりある校舎やグラウンド、体育館(2棟)、テニスコート(10面)、温水プール等の設備が整っています。

学校行事、委員会にも
全力で臨むことで成長する

 本校の学びの特徴は、少人数教育と「本物に触れる、過程を大切にする、表現力を身につける」ことです。たとえば、情報系の学びでは、ロボット部品を前にICT機器を用いてプログラミングし、各自のアイデアを形や動きにして表現します。また、本校で50年以上続いている高校3年生の卒業レポートの作成は、脈々と続く探究学習の豊かな実りです。400字詰めの原稿用紙に換算して30枚以上の論文を書きますが、内容は各自の自由で個性的なテーマが並びます。自発的に調べることで関心が高まり、多様なツールを用いてプレゼンテーションを行う姿は頼もしい限りです。

 前向きで明るく、向上心にあふれる本校の生徒は、運動会や文化祭などの学校行事や委員会にも全力投球です。これらの活動は、他者を思いやる心やチームワークを育む良い機会となります。さらに、ライフプランニングの視点から、生徒とともに保護者も参加できる、医師やカウンセラーによる講演会の開催や、進路選択の面から、幅広い年齢層の卒業生から話を聞く大小様々な会を設けています。

高大連携で大学の学びを体験
外部受験もしっかりサポート

 高大連携プログラムも充実しています。学習院大学のすべての学科の出張授業を体験できるほか、高校3年生では大学の授業を履修し単位を取得することも可能です。また、宇宙ベンチャー企業と共同で行う開発プロジェクトや、中学生も含めた理学部の研究室体験もあります。

 卒業生は5~6割が学習院大学へ内部進学、4~5割が他大学に進学します。それぞれの進路に対し、教員は一人ひとりの希望が叶うように全力で支援しています。

増渕 哲夫  科長

増渕 哲夫 科長

委員会活動の様子

委員会活動の様子。より良く、そして楽しく、という想いで活動している生徒。八重桜祭や送別学芸会など学校行事においても中心的な役割を果たす

卒業レポートの代表者発表会

卒業レポートの代表者発表会。テーマは、国際関係や社会・経済問題から、独自の視点で選んだユニークなものまで多岐にわたる

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提供:学習院女子中・高等科

Jumonji Junior and Senior High School 十文字中学・高等学校

〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-10-33 TEL.03-3918-0511

詳しくはhttps://js.jumonji-u.ac.jp/

十文字中学・高等学校 外観

生徒が本来持っている主体性を育み
柔軟な学習環境で自己調整力を伸ばす

 情報やモノが溢れ、与えられるままに人生を送ることになりかねないのが現代です。しかし、生徒たちには「自分はこれをしたい、だからこれを学ぶ」という主体性を身に付けてほしい。その方が何倍も幸せな人生になるからです。

 主体的に学ぶ原動力は、「興味関心の種まき」と「自分で選ぶ」の二つだと思っています。興味関心の種まきは、生徒が関心を持つ分野や身近な事柄と、学習内容のつながりを明確に示すことが大切です。小学校で苦手意識を持った教科でも、つながりが分かると興味がわき、学習意欲が高まります。まさにスイッチが入るという感じで、疑問を自ら調べるようになり、探究のサイクルが回り始めます。

「個別最適化プログラム」で
自己調整力が飛躍的に向上

 何を・いつ・どのように勉強したいかは1人ひとり異なります。それに耳を傾け、尊重すると、「自分が決めたことだからやる」と、学習が自分事になります。例えば、好き嫌いが分かれる数学の授業は、「1人でどんどん進めたい」「友達と話し合いながら進めたい」など、生徒の求める学習環境や理解度に合わせてクラスを編成。成績で分けるのではなく、主体的に取り組める環境を重視した、「個別最適化プログラム」を展開しています。1週間に教科書1節を目安として生徒が自分で学習計画を立て、それぞれ進めていくのです。最後に確認テストを実施し、点数が基準に達しなければリトライします。

 これにより、1週間という時間の中で自らの学びを設計し、うまくいかなかった点は修正する「自己調整力」が飛躍的に伸びます。自己調整力が伸びると、学習時間が増えたかどうかに関わらず学力が上がっていきます。

主体性の高い集団の中で
生徒自身も成長を自覚

 私は中学3年生の全員と面談します。6人ずつのグループディスカッションですが、入学後一番成長した点は何か尋ねると、8割くらいの生徒が「主体的に行動できるようになった」と答えます。自分は小学校の頃引っ込み思案だったけれども、こういうことができるようになったなど、自己を客観的に評価する力も付き、成長ぶりに目を見張ります。

 今年度からは授業開始・終了時刻を知らせるチャイムを廃止しましたが、以前よりも授業の準備はスムーズです。2020年に発足した生徒広報委員は登録制で誰でも参加でき、学校説明会のプレゼンや案内、SNS発信を全て担っています。主体性が随所で発揮され、かけがえのない学びを生徒たちにもたらしています。

横尾 康治  校長

横尾 康治 校長

学校説明会

生徒広報委員が中心となってプレゼンや案内をする学校説明会。生徒と直接触れ合えると好評

軽食自動販売機のお披露目

生徒が業者と相談しながら導入した軽食自動販売機のお披露目では校長のテープカットも演出

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提供:十文字中学・高等学校

Yamawaki Junior & Senior High School 山脇学園中学校・高等学校

〒107-8371 東京都港区赤坂4-10-38 TEL.03-3585-3911

詳しくはhttps://www.yamawaki.ed.jp/

山脇学園中学校・高等学校 外観

個々の「志」を育てる「総合知」
社会で活躍し時代の先端に立つ女性に

 本校の創立は1903年。2023年に創立120周年を迎えました。建学の精神は「豊かな教養と品格を身につけ、社会で活躍する女性の育成」。初代校長の山脇房子先生は、明治の時代からこの理念で、学びの社会実装を主眼に置いた教育を目指してきました。

 これを受け継ぎ、生徒たちが活躍する未来社会を見据え、必要な力と人間性とを身につけることができるよう、常に適切に「進化し続ける学園」であることが大切だと考えています。

未来社会で活躍する力を育む
3つの取り組み

 本校の特色あるカリキュラムに「総合知」があります。社会で活躍するために必要な力を育む独自科目を置き、中学の3年間で英語運用力・科学的探究スキル・データサイエンス・科学倫理などを全員が学びます。高校ではそれを運用し、自身の興味あるテーマで探究を深めていくことができるようになっています。これは本校が大切にしている生徒一人ひとりの「志」の育成とつながっており、多様な進路への懸け橋になる学びでもあります。

 もう一つ、注力しているのが豊かな「ステージ」を用意すること。海外研修や探究講座を様々に実施していますが、高大連携も非常に多彩です。芝浦工業大学や東京農業大学など5大学と教育連携を結んでいるほか、多くの大学や専門教育機関などからも宇宙・環境・生命など多分野の講義をいただいています。

 たとえば広島大学両生類教育センターにサポートいただいて、サンショウウオの繁殖や保護の研究をする生徒もいます。総合知の学びを活かして探究を深め、成果を発表することを本校では「ステージ」と称して、チャレンジを奨励しています。

スーパーサイエンス
ハイスクール指定校に

 2024年3月にスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校となりました。サイエンス教育の充実が認められた成果で、大変うれしく思います。これからの時代、社会で課題を解決するには、論理的な思考力やデータを扱える力など、サイエンティストの資質が求められると考えます。

 本校では中学から全員に探究マインドとスキルを育て、得意や興味を見つけるカリキュラムになっています。生徒一人ひとりの志の種を育て、社会で活躍する女性となるよう、充実のプログラムでサポートしています。

西川 史子  校長

西川 史子 校長

山脇学園有尾類研究所

環境問題に取り組む「山脇学園有尾類研究所」で生命科学分野の研究を進めています

ロボットを制作

技術の授業内で3Dプリンターやレーザー加工機を使ってロボットを制作し、「ロボコン」で発表

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提供:山脇学園中学校・高等学校