Snow Manがメインキャストを務める、舞台「滝沢歌舞伎 ZERO」が映画化! 「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」が12月4日から全国公開される。映画やグループにかける思い、撮影中の裏話などを、Snow Manのラウールくんが語ってくれました。

「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」は12月4日(金)から全国ロードショー。配給:松竹(写真/2020「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」製作委員会)
「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」は12月4日(金)から全国ロードショー。配給:松竹(写真/2020「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」製作委員会)

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――映画化されると聞いたときの思いは?

 本当なら夏に公演の予定だったんですけど、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまって。でも映画という形でやれると聞いたときは驚きました。「こんなときだからエンタメの力が必要だ」という滝沢(秀明)さんやスタッフさんの熱い思いを感じて、改めてこの舞台を続けていく大切さを実感したし、やるからには期待に応えなきゃ、という気持ちになりましたね。

――おなじみの演目「鼠小僧」は舞台を飛び出し、日光江戸村でも撮影したそうですね。やってみていかがでした?

 自分が時代劇のセットの中でお芝居していることが新鮮で、テンションが上がりました。映画だとアップで撮ってもらえるところもあるので、舞台とは違う表情を見せたいな、と思って。眉毛の動かし方、目線とか、細かいお芝居も考えてやりました。映像でのお芝居もちゃんとできるんだぞ、ってことを見せたかったので。

――名物でもある9トンの水を使った大立ち回りは新橋演舞場で撮影していましたね。

 はい、水濡れになるシーンは舞台だと一瞬なんですけど、映画は4、5時間かけて撮影したので大変でした。足元もめっちゃ滑るし。

――滑らないために何かしたことは?

 もう、頑張る(笑い)! それだけです。結構タイトなスケジュールで、集中力や精神力が求められる場面が多かったんですが、でもそのおかげでSnow Manもスタッフさんも一丸となってやれた気がします。

――大変な撮影中の楽しみは?

 休憩の時間だけはしっかり休んで、楽しい時間にしようと、みんなでおいしい出前を頼んだりして盛り上がりました。人気だったのは釜飯かな。うなぎの人、カニの人……僕は鮭といくらが入ったやつが大好きで。Snow Man全員で「お会計じゃんけん」をするんです。飲み物も同じように、たくさん買ってきて、じゃんけんで勝った人から好きなものを取って、最後に負けた人がお金を払う。ふっか(深澤辰哉)さんがめっちゃ負けてましたね。延々と支払ってました。僕が負けることは一回もなかった。なんかね、僕が負けそうになると、気まずい空気が流れるんですよ(笑い)。やっぱり、お兄ちゃんばっかりなので。

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大道絵里子
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